課題研究発表

スケジュール(予定)

  • 企画応募締切:2021 年4 月23 日(金)【オーガナイザー → 年会企画委員会】※申請の受付は終了しました
  • 受理審議:2021 年5 月6 日(木)~5 月7 日(金)【年会企画委員会】
  • 審議結果報告:2021 年5 月10 日(月)【年会企画委員会 → オーガナイザー】
  • 原稿提出期間:2021 年5 月17 日(月)~6 月9 日(水)【オーガナイザー → アップロード】

※6 月9 日(水)は,登壇者がオーガナイザーに提出する期限ではなく,オーガナイザーが登壇者全員の原稿をとりまとめて年会企画委員会に提出(「JSSE年会発表申込Webサイト」からアップロード)する期限です.なお,前回大会より,登壇者自身でアップロードすることも可能になりました.従前どおり,オーガナイザーが全員分を取りまとめてアップロードいただくか,登壇者自身でアップロードいただくか,どちらかの方法でご提出ください.

企画応募方法

  • 応募に当たっては課題研究申請用紙及び理由書を課題研究のWebページからダウンロードして,必要事項を記入の上,電子メールにて送信してください.
    送信先: jsse_kadai2021 [at mark] nacos.com

原稿提出方法

年会Webサイト掲載の方法で,「JSSE年会発表申込Webサイト」から必要事項を記入の上,完成原稿(発表1件あたり4ページまたは2ページ)のPDFファイル(1ファイル約1MB未満,セキュリティなし)を提出(アップロード)してください.

書式や留意事項等の詳細は,「日本科学教育学会 年会論文集 執筆要項」をご覧ください.

応募に当たっての留意事項

  • オーガナイザー資格:会員でなければなりません.
  • 登壇者:登壇者を企画受付締切までに確定してください.課題研究発表での登壇は1回とし,登壇者の重複はできません.登壇を依頼される場合には,当該登壇者が他の課題研究発表と重複ができない点を周知・確認した上で確定をお願いします.なお,登壇者とは別に指定討論者を立てる場合には,申請用紙に記入してください.指定討論者については,重複を認めます.
  • 登壇者資格:登壇者は会員,非会員を問いません.ただし,非会員による発表件数は,原則として当該課題研究における全発表件数の半数を超えないものとします.やむを得ずに半数を超える場合は,企画受付締切までにその理由を申請用紙に添えて申し込んでください.非会員の発表件数が全発表件数の半数を超えた場合で理由書の添付されていない企画は受理されません.非会員の発表件数が当該課題研究における全発表件数の半数を超えている企画について受理するかどうかは,年会企画委員会で審議します.なお,受理された企画であっても,受理後に登壇者の変更がなされ,非会員による発表件数が当該課題研究における全発表件数の半数を超えた場合,受理が取り消される場合もありますので,ご留意願います.

発表方法

  • web会議システムを利用する(発表方法の詳細は,学会 Webサイトや科学教育研究レターなどで後日通知します.)

課題研究一覧

  • ※申請段階の情報を掲載しています.

  • ①初等中等教育における批判的思考を志向した統計指導に向けて(4)

    オーガナイザー:柗元新一郎(静岡大学)
    概要:情報化社会を生き抜くためには,統計的・確率的な資料を読み取って判断するための重要な見方や考え方を身につけることが重要です.また,DeSeCo プロジェクトや ATC21S プロジェクトの 21 世紀型スキルでは,批判的思考力の重要性を指摘しています.そこで,本課題研究では,昨年度に引き続き,統計に関わる実態調査から明らかになった児童・生徒の批判的思考の発達の様相,日本の教科書分析,統計指導における児童・生徒の批判的思考の分析・考察から,初等中等教育における批判的思考を志向した統計指導プログラムのあり方を議論します.
    <登壇者>
    柗元新一郎(静岡大学)
    峰野宏祐(東京学芸大学附属世田谷中学校)
    藤原大樹(お茶の水女子大学附属中学校)
    冨田真永(静岡県立静岡西高等学校)


    ②「主体的・対話的で深い学び」時代の統計教育の具体化について(4)

    オーガナイザー:西仲則博(近畿大学)
    概要:新しい学習指導要領の内容が,中学校では今年度から,高等学校では来年度から年次更新で学習されるようになる.一方で,コロナ禍における新しい教育環境において,「主体的・対話的で深い学び」を見据えた,より実践的な研究が必要であると考える.特に,統計教育を充実させるための教材開発,ICT の利活用,教師教育,探究的な学習やそれらを深めるデータサイエンス教育について研究者,実践者が議論を行う.
    <登壇者>
    細田幸希(筑波大学大学院)
    大谷洋貴(日本女子大学)
    青山和裕(愛知教育大学)
    西仲則博(近畿大学)
    小口祐一(茨城大学)


    ③トランス・サイエンスな問題に対応する数学教育:社会批判的モデリングの実装可能性

    オーガナイザー:服部裕一郎(高知大学),上ヶ谷友佑(広島大学附属福山中・高等学校),石橋一昴(岡山大学)
    概要:新型コロナ感染拡大に伴い,科学的知識だけでは解決できない社会的問題(トランス・サイエンスな問題)への対応が数学教育においても希求される.そこで本課題研究では,日常社会における数学的モデリングの役割の批判的考察に焦点をあてた「社会批判的モデリング」に注目する.しかし,数学授業への社会批判的モデリングの実装にあたっては,日常的なだけでも社会的なだけでもない「子どもの日常社会における数学」の教材化が難しい.本課題研究はこの点を,「数学的モデリング」・「問題文脈の真正性」・「数学的価値」等の観点から多角的に検討する.
    <登壇者>
    上ヶ谷友佑(広島大学附属福山中・高等学校)
    石橋一昴(岡山大学)
    服部裕一郎(高知大学)
    川上 貴(宇都宮大学)
    山崎美穂(帝京大学)
    福田博人(岡山理科大学)
    <指定討論者>
    馬場卓也(広島大学大学院)


    ④中等教育化学における資質・能力育成を志向する文脈を基盤としたカリキュラムの開発

    オーガナイザー:寺田光宏(岐阜聖徳学園大学)
    概要:本研究は中等教育化学における資質・能力育成を志向し文脈を基盤としたカリキュラム開発と評価を目的とする.既に作成した中等教育化学における基本概念を再構築し,これに基づき獲得すべき資質・能力及びそのスタンダードを設定した.また,これらの資質・能力の育成を埋め込む文脈に重要な学習者とその学習対象との関係性を明確にするレリバンスに基づき,基本概念駆動型の中等教育化学における文脈を基盤としたカリキュラムを開発した.
    <登壇者>
    吉岡亮衛(国立教育政策研究所)
    遠藤優介(筑波大学)
    後藤顕一(東洋大学)
    野村祐子(消防大学校消防研究センター)
    今井 泉(東邦大学)
    寺田光宏(岐阜聖徳学園大学)


    ⑤比例・乗法概念に関する教授・学習に関する研究開発Ⅱ

    オーガナイザー:岸本忠之(富山大学),礒田正美(筑波大学)
    概要:本部会では,比例・乗法概念に関係する小学校教材を広く取り上げ,カリキュラム論・教材論・学習論・教授論などの様々な観点から,これまでの研究成果と課題を明らかにするとともに,今後の研究の方向性について広く議論を行う.比例・乗法概念は小学校算数の重要な学習内容である.比例・乗法概念には,乗法,除法,小数倍,積,比例的推論,比,割合,比例などの概念が含まれる.また比例・乗法概念とそれぞれ×,÷,:,y=ax などの表記も重要である.
    <登壇者>
    岸本忠之(富山大学)
    礒田正美(筑波大学)
    小原 豊(関東学院大学)
    小椋知子(元 JICA シニア海外ボランティア)
    西村徳寿(京都橘大学)


    ⑥インクルーシブ STEAM 教育の実践・評価

    オーガナイザー:加納圭(滋賀大学)
    概要:これまで,STEAM リテラシー向上に資する STEAM 教育プログラム開発を Science を主軸に行ってきた.また,理科離れ・STEAM 離れを防ぐための,よりインクルーシブな STEAM 教育プログラム・評価開発も行っている.学習者の知識・能力の多次元性を考慮しながら,読解力依存性を低めながら,教科横断的に評価できる問題開発やコンピュータ適応型テストの開発も行っている.インクルーシブ STEAM 教育プログラム・評価の国内・アジアへの普及展開により,SDGs へ貢献していく.本課題研究発表では上記開発プロセス・結果を取り上げる.
    <登壇者>
    加納 圭(滋賀大学)
    塩瀬隆之(京都大学)
    後藤崇志(滋賀県立大学)
    長沼祥太郎(九州大学)


    ⑦数学的モデリングの学習指導を支える教師教育の在り方

    オーガナイザー:川上 貴(宇都宮大学),佐伯昭彦(鳴門教育大学大学院)
    概要:わが国の算数・数学教育では,学習指導要領改訂に伴い,数学的モデリングの学習指導が一層重視されるようになった.昨今のコロナ禍の状況を考えても,その重要性は増すばかりである.だが,通常の算数・数学の授業の中に数学的モデリングの学習指導を実装化するための教師教育(教員養成・教員研修)が追いついていない.本課題研究では,国外の研究動向を踏まえながら,数学的モデリングに関する教員養成や職能開発プログラムの国内の先行事例を,教師教育者や参加者などの立場からみていく.数学的モデリングの学習指導を支えるための,わが国の教育的・社会的文脈に見合った教師教育の在り方や今後の研究課題について議論し,共有したい.
    <登壇者>
    池田敏和(横浜国立大学)
    御園真史(島根大学)
    佐伯昭彦(鳴門教育大学大学院)
    矢田耕資(徳島県立阿波高等学校)
    <指定討論者>
    西村圭一(東京学芸大学)


    ⑧日本発 STEAM 教育と小学校コンピューティング教育の教科化 2-デジタル・AI・科学・技術リテラシー育成-

    オーガナイザー:山崎貞登(上越教育大学)
    概要:令和 2 年度の紙上発表に続いて,小学校から大学までを一貫した STEAM・コンピューティング教育を実現するために,小学校の同教育の教科化と,AI リテラシーに焦点化する.松田氏と磯部氏は小学校における AI リテラシー育成のための RoBoHoN の教材化と授業実践,川原田氏は Pepper の教材化と授業実践 AI リテラシー育成実践,人見氏は,STEAM 教育と科学・技術リテラシー育成について発表する.
    <登壇者>
    山崎貞登(上越教育大学)
    松田 孝(合同会社 MAZDA Incredible Lab)
    磯部征尊(愛知教育大学)
    川原田康文(相模女子大学小学部)
    人見久城(宇都宮大学)


    ⑨STEM/STEAM 教育カリキュラムの構築に向けた実践デザインの検討

    オーガナイザー:辻 宏子(明治学院大学),竹中真希子(大分大学)
    概要:STEM/STEAM 教育に関して,日本における現状は諸外国に比べて進んでいる状況とは言えない.この背景として,日本における STEM/STEAM 教育のためのカリキュラム開発が進んでいないことがあげられる.本課題研究では,まず日本における STEM/STEAM 教育教材,実践デザインの開発に関するこれまでの取り組みについて報告を行う.これを基に,今後の一貫したカリキュラム構築に向けての討論へと進む.
    <登壇者>
    北澤 武(東京学芸大学)
    木村優里(明治学院大学)
    瀬戸崎典夫(長崎大学)
    下郡啓夫(函館工業高等専門学校)
    <指定討論者>
    大谷 忠(東京学芸大学)
    森田裕介(早稲田大学)


    ⑩「理数教育の充実」にむけて,理科と数学の関連はどうあるべきか?Ⅷ

    オーガナイザー:安藤秀俊(北海道教育大学)
    概要:2022 年から高等学校でも新しい学習指導要領が全面実施となる.理科においては,「理数探究基礎」と「理数探究」という新しい選択科目が導入される.そこでは数理横断的なテーマに徹底的に向き合い考え抜く力を育成することが目標とされ,科学的な見方・考え方と,数学的な見方・考え方を活用したり組み合わせたりする「融合性」が重視される.本セッションでは,理科と数学それぞれの立場の発表者が「理数教育の充実」について論じる.
    <登壇者>
    太刀川祥平(東京学芸大学大学院・聖ドミニコ学園中学高等学校)
    橋本美彦(中部大学)
    高阪将人(福井大学)
    高須雄一(聖マリアンナ医科大学)
    金児正史(鳴門教育大学)


    ⑪教科「理科」の課題抽出と将来展望の構想(I)

    オーガナイザー:縣 秀彦(国立天文台)
    概要:日本学術会議から 2016 年に提言された「これからの高校理科教育のあり方」を始点として,2030 年代の学習指導要領に実装可能な中等教育段階のカリキュラムを構想する.本課題研究においては,主に高等学校理科の 4 領域が相互に関連しながら現代社会に密接に影響を及ぼすことに着目して,科学の意義と社会におけるその役割を理解し,課題解決型の能力が育成されるように教科「理科」の課題を抽出することを目的とする.
    <登壇者>
    縣 秀彦(国立天文台)
    今井章人(早稲田中学校・高等学校)
    都築 功(東京理科大学大学院)
    <指定討論者>
    今井 泉(東邦大学)


    ⑫OECD グローバル・ティーチング・インサイト授業ビデオ研究の報告と活用

    オーガナイザー:松原憲治(国立教育政策研究所)
    概要:2020 年の 11 月 16 日に調査結果が公表された「OECD グローバル・ティーチング・インサイト(GTI):授業ビデオ研究」の枠組と結果について報告するとともに,その活用に関する発表を行う.GTI は,実際の数学授業(二次方程式の単元)を撮影して授業ビデオを分析することにより,教員の指導実践や生徒の学習状況について,より客観的なエビデンスを得ることや,指導と学習成果の関係を検討することを目的とした.
    <登壇者>
    松原憲治(国立教育政策研究所)
    長谷川仁子(浜松日体高等学校)
    大萩明日香(OECD 教育・スキル局)
    森田大輔(東京学芸大学大学院)
    中逸 空(東京学芸大学大学院)


    ⑬日本型 STEM 教育の実装に向けた STEM 人材コンピテンシーに関する研究(2)

    オーガナイザー:熊野善介(静岡大学)
    概要:科学技術を取り巻く環境は大きく変化し,STI(Science, Technology and Innovation)に対する社会からの期待は日々大きくなっている.本研究では,こうした変化する社会に対応しつつ,日本が世界をリードする STEM 人材を輩出するために求められるコンピテンシー(資質・能力)について,海外の教育事情をもとに考察を試みる.本課題研究では,諸外国の教育制度や事例について発表し,日本型 STEM 教育における STEM 人材コンピテンシーフレームの議論に必要なフレームワークについて議論を深める.
    <登壇者>
    熊野善介(静岡大学)
    田代直幸(常葉大学)
    齊藤智樹(順天堂大学)
    山本高広(静岡大学)
    山下修一(千葉大学)
    黒田友貴(静岡大学)
    <指定討論者>
    興 直孝(日本海洋科学振興財団)


    ⑭数学教育におけるテクノロジー活用の将来像の考察 12

    オーガナイザー:飯島康之(愛知教育大学)
    概要:本課題研究は,昨年度まで 11 年間続いた課題研究を引き継ぎ,テクノロジーの数学教育における利用の可能性について追究する.新型コロナウイルス感染拡大によって遠隔教育が進み,対面授業と組み合わせたハイブリッドな教育に関する議論が盛んに行われている.通信環境の問題を背景に,教授者と学習者の間のコミュニケーションをどう取るかという議論が進む一方で,ハイブリッドな環境における数学の学びに ICT をいかに結び付けるかという問題については思ったほど議論が進んでいないように見受けられる.本課題研究では,この問題を中心に,少しでも有効な知見を共有して行きたいと考えている.反転学習の考え方を取り入れ,ウェブにアップロードされた発表原稿を参加者が予め読んできて頂き,それに基づいて日頃抱いている研究上の悩みを発表者に投げかけて頂くなど,議論に多くの時間を割きたいと考えている.
    <登壇者>
    飯島康之(愛知教育大学)
    大西俊弘(龍谷大学)
    濱口直樹(長野工業高等専門学校)
    渡邉 信(生涯学習数学研究所)
    牧下英世(芝浦工業大学)
    野田健夫(東邦大学)
    古宇田大介(芝浦工業大学柏中学高等学校)
    芝辻 正(芝浦工業大学柏中学高等学校)


    ⑮STEM (Science, Technology, Engineering and Mathematics) Education in Early Childhood

    オーガナイザー:隅田学(愛媛大学)
    概要:世界的に STEM(Science, Technology, Engineering, and Mathematics)教育が広く展開される中で,まだ幼年期を対象とした研究・教育事例は限られている.学びの自由度が高く,統合的な学びを軸とする幼児教育は,STEM 教育のような越境型の学びとの親和性は高いはずである.本課題研究では,日本,英国,米国,フィンランドにおける幼児を対象とした STEM 教育の具体例を発表するとともに,世界的な教育政策動向なども踏まえ,その展開可能性について議論を行う.
    <登壇者>
    隅田 学(愛媛大学)
    大貫麻美(白百合女子大学)
    Sue Dale Tunnicliffe(University College London)
    Teresa J. Kennedy(University of Texas at Tyler)
    Erkki T. Lassila(University of Oulu)


    ⑯東アジアにおける児童・生徒の資質・能力を高める科学技術教育カリキュラム

    オーガナイザー:岡田大爾(広島国際大学)
    概要:科学技術人材の育成の観点から科学や技術に関わるカリキュラムや学習者の認識について議論する.その際,同じ東アジアに位置する北京・上海・浙江・台湾との比較を通して,日本の特長や学習者の状況を顕在化させることを目指す.本発表においては,カリキュラムの構造等に関する比較のみでなく,児童生徒を対象とした調査に基づく結果を交え,これからの時代に求められる科学や技術に関するカリキュラムの方向性について議論する.
    <登壇者>
    岡田大爾(広島国際大学)
    竹野英敏(広島工業大学)
    松浦拓也(広島大学大学院)
    黄 晓 (浙江師範大学)
    張 俊彥(台湾師範大学)
    <指定討論者>
    高 益民(北京師範大学)
    段 玉山(華東師範大学)