シンポジウム

Society5.0で求められる「サイエンス」人材とは~宇宙的視野からの人材育成法を北海道から発信する~
    昨今,情報化,グローバル化が進む中で,社会はまずます複雑かつ多文化的になってきている.これは,あらゆる分野の科学,工学,さらには組織マネジメントなどにおいて,技術的進化がなされた結果であり,技術的に複雑な社会において,なにか達成する場合,さまざまな分野から情報を得て,プロセスを洗練していく必要があることを意味する.
    一方,GXなど,各国の施策を世界的視野で捉えていく,さらに連携していくことが求められる.このことは,数理・データサイエンスを拠り所に,不確実な未来における予測可能な側面に対応するだけでなく,不確実な未来のコントロール可能な側面も合わせて見ていかなければならない.また,アルテミス計画等進む中で,地球における気候変動等は,今後宇宙規模で考えていく必要もある.上記のような肥大化していく課題に対し,Society5.0を実現していく中でどう向き合うのか,またそのために求められる人材育成の在り方を北海道の今から考える.

    日 時
    9月14日(土) 15:45~18:15

    登壇者
    白井 俊(内閣府科学技術・イノベーション推進事務局)
    小田切 義憲(株式会社SPACE COTAN)
    寒河江 雅彦(金城大学)
    渡邊 淳司(NTTコミュニケーション科学基礎研究所)
    跡見 順子(帝京大学)

    コーディネーター
    下郡啓夫(函館工業高等専門学校)