【転送】日本学術会議ニュースメール ** No.286

2011年2月21日(月)  カテゴリー: メールマガジンの記録

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** 日本学術会議ニュースメール ** No.286 ** 2011/2/18      
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◇日本学術会議主催公開講演会
「雇用・労働と安全衛生に関わるシステムの再構築を−働く人の健康で安全
な生活のために−」の開催(ご案内)
◇日本学術会議主催公開講演会
「自然災害軽減のための国際協力のあり方を考える」の開催(ご案内)
◇生体医工学フォーラム2011「異分野連携によるライフイノベーションの
ための医療技術開発の課題」の開催(ご案内)
◇市民公開講座「21世紀の再生医療」の開催(ご案内)
◇公開シンポジウム「口蹄疫および鳥インフルエンザ発生の状況把握とその行
方」の開催(ご案内)
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日本学術会議主催公開講演会
「雇用・労働と安全衛生に関わるシステムの再構築を−働く人の健康で安全な
生活のために−」の開催(ご案内)
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■日時:平成23年3月10日(木)13時00分〜17時30分
■会場:日本学術会議 講堂
■趣旨
労働環境をめぐる状況は極めて厳しい。特に世界的な経済情勢の変化から非正
規雇用労働者の大量失職があいついで報道され、1昨年末には住居を失った労
働者の「派遣」村が出現し、自殺者は過去13年間、年間3万人を越えている。
壮年期男性の自殺の比率が高く、特に最近は20〜30代の自殺が増加し、失業や
過剰労働との関係が示唆される。
今回の公開講演会は、日本学術会議課題別委員会がこれまでに議論した内容と
諸経過を労働行政、経営者団体、労働諸団体など関係諸機関やメデイアなどを
含めた広範な国民と意見交換を行い、相互理解を深めつつ、実際に現場での問
題解決に有効でかつ近未来の確かな羅針盤になりうるような提言であることを
目指すものである。皆様との意見交換を通してより良い今後のシステム構築に
結び付けたいと希望している。

■プログラム(予定)【敬称略】
開会の挨拶(趣旨説明)
岸 玲子(北海道大学特任教授・日本学術会議会員)
第1部 雇用・労働環境の現状を踏まえて改善策を考える
司会  清水 英佑(中央労働災害防止協会・日本学術会議連携会員)
宮下 和久(和歌山県立医科大学副学長・日本学術会議連携会員)  
報告  森岡 孝二(関西大学教授・日本学術会議特任連携会員)
矢野 栄二(帝京大学教授・特任連携会員)
小林 章雄(愛知医科大学教授・日本学術会議連携会員)
久永 直見(愛知教育大学教授・日本学術会議特任連携会員)
草柳 俊二(高知工科大学教授・日本学術会議特任連携会員)
川上 憲人(東京大学教授・日本学術会議連携会員)   
第2部 総合討論
司会  實成 文彦(山陽学園大学副学長・日本学術会議連携会員)
五十嵐千代(東京工科大学准教授、日本学術会議特任連携会員)
討論者 高崎 真一(厚生労働省労働基準局安全衛生部計画課長)
高橋 信雄(JFEスチール株式会社安全衛生部長)
石川 佳子(日本労働組合総連合会総合労働局・雇用法制対策局長)
第一部参加者全員
閉会の挨拶
和田 肇(名古屋大学教授・日本学術会議連携会員)

■参加費:無料
■定員:300名
■申込
Web(申込フォーム)によりお申込み下さい。
URL:https://form.cao.go.jp/scj/opinion-0003.html

■申込、参加に関する問い合わせ先 
日本学術会議事務局企画課公開講演会担当
〒106-8555東京都港区六本木7-22-34
TEL: 03-3403-6295/FAX: 03-3403-1260

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日本学術会議主催公開講演会
「自然災害軽減のための国際協力のあり方を考える」の開催(ご案内)
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■日時:平成23年3月22日(火)13時00分〜17時00分
■会場:日本学術会議 講堂
■趣旨
近年世界的に自然災害が多発する中、多様で深刻な数々の自然災害を乗り越え、
経済発展を成し遂げた日本の国際協力に対し、アジアを中心に極めて高い期待
が寄せられています。この期待に応えることを、わが国の国際支援の基本に位
置付けることが重要です。自然災害軽減のための国際支援には、社会、経済、
農業、環境、科学技術、教育等、数多くの分野の密接な連携が不可欠です。講
演会では、国際協力の当事者である関係省庁、NGO、およびメディアを含めた
国民と相互理解を深めつつ、幅広く意見交換を行います。

■プログラム(予定)【敬称略】
開会挨拶
金澤一郎(日本学術会議会長)
要旨説明「自然災害軽減のための国際協力のあり方を考える」
濱田政則(日本学術会議第三部会員、早稲田大学教授)
特別講演「自然災害軽減のための国際協力の現状と課題」
伊藤滋(アジア防災センター長)
パネルディスカッション「自然災害軽減のための国際協力のあり方」
コーディネータ
小松利光(日本学術会議連携会員、九州大学教授)
パネリスト
濱田政則(日本学術会議第三部会員、早稲田大学教授)
入江さやか(NHK報道局災害・気象センター記者)
江島真也(国際協力機構(JICA)地球環境部長)
竹内邦良((独)土木研究所水災害リスクマネジメント国際センター長)
永井智哉(内閣府政策統括官(防災担当)付参事官(災害予防担当))
橋本笙子(特定非営利活動法人ジャパン・プラットフォーム理事)
閉会の辞
池田駿介(日本学術会議第三部会員・幹事)

■参加費:無料
■申込
Web(申込フォーム)によりお申込み下さい。
URL:https://form.cao.go.jp/scj/opinion-0003.html

■申込、参加に関する問い合わせ先 
日本学術会議事務局企画課公開講演会担当
〒106-8555東京都港区六本木7-22-34
TEL: 03-3403-6295/FAX: 03-3403-1260

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生体医工学フォーラム2011「異分野連携によるライフイノベーションの
ための医療技術開発の課題」の開催(ご案内)
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◆日  時:平成23年3月2日(水)10:00〜17:20
◆場  所:東京大学 山上会館
(地下鉄丸ノ内線・都営大江戸線「本郷三丁目」駅、
地下鉄南北線「東大前」駅)
◆主  催:日本学術会議基礎医学委員会生体医工学分科会、
日本生体医工学会
◆後  援:医療技術産業戦略コンソーシアム(METIS)
◆次  第:
開会の挨拶
10:00−10:05 梶谷文彦(日本学術会議生体医工学分科会委員長)
医療技術実用化における学会の新たな役割(司会:佐久間一郎)
10:05−10:25 山根隆志(産業技術総合研究所)
10:25−10:45 岡崎譲 (医薬品医療機器総合機構)
10:45−11:05 桐野豊 (レギュラトリーサイエンス学会、徳島文理大学)
医療技術実用化における審査機関の取り組み(司会:安藤譲二)
11:20−11:55 近藤達也(医薬品医療機器総合機構)
国内における医療技術開発活動(1)(司会:伊関洋)
13:40−14:15 永井良三(東京大学)
産官学連会による医療技術開発推進の動き(司会:橋爪誠)
14:20−14:40 北島政樹(国際医療福祉大学・日本医工モノづくりコモンズ)
14:40−15:00 佐久間一郎(東京大学)
15:00−15:20 川上浩司(京都大学)
15:20−15:40 楠岡英雄(国立病院機構大阪医療センター)
国内における医療技術開発活動(2)(司会:土肥健純)
15:50−16:25 嘉山孝正(国立がん研究センター)
行政の立場から(司会:佐久間一郎)
16:35−16:50 東健太郎(厚生労働省医薬食品局医療機器審査管理室)
16:50−17:05 竹上嗣郎(経済産業省商務情報局医療福祉機器産業室)
17:05−17:15 全体討論
閉会の挨拶
17:15−17:20 田村俊世(日本生体医工学会会長)
◆参加無料
◆問い合わせ先:東京大学大学院工学系研究科精密機械工学専攻
医用精密工学研究室内 生体医工学フォーラム2011事務局   
Tel:03-5841-7481 Fax:03-5841-6481 
E-mail:secretary@bmpe.t.u-tokyo.ac.jp

詳細については、以下のURL(日本学術会議HP)を御覧ください。
http://www.scj.go.jp/ja/event/pdf/115-s-2-1.pdf

【問い合わせ先】
日本学術会議事務局第二部担当 青池
Tel:03-3403-1091

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市民公開講座「21世紀の再生医療」の開催(ご案内)
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◆日  時:平成23年3月2日(水)14:00〜15:00
◆場  所:京王プラザホテル南館5階エミネンスホール(第4会場)
(東京都新宿区西新宿2−2−1)
◆主  催:日本学術会議臨床医学委員会身体機能回復分科会、日本再生医療学会
◆開催趣旨:再生医療は、自己の組織を再生して組織欠損の修復などを行う、
新しい治療法である。米国ではES細胞を用いた治験がスタートし、
我が国ではiPS細胞による研究が日々進んでいます。日本学術会議
臨床医学委員会身体機能回復分科会では、各領域における身体機能
回復について論議していますが、その治療法の1つとして再生医療
を期待しています。この度の市民公開講座では、心不全に対する心
筋パッチ療法と国民病とも言われる歯周病の治療において用いられ
る再生医療について論議したいと思います。こうした研究は、我が
国では非常に進歩しており、ますます国民の期待が高まっています。
◆次  第:
○開会の挨拶 高戸 毅(日本学術会議第二部会員、東京大学教授)
○趣旨と進行の説明
座長:朝比奈 泉(長崎大学教授)
鈴木 茂彦(日本学術会議連携会員、京都大学教授)
○講演
「侮ると怖い歯周病は再生治療で治る」
石川 烈(東京女子医科大学先端生命医科学研究所客員教授)
「弱った心臓は甦る!?」
澤 芳樹(大阪大学大学院医学系研究科外科学講座心臓血管外科学教授)
○質疑と討論

◆参加無料(定員400名)
◆事前申込不要
◆問い合わせ先
○総会事務局
東京女子医科大学先端生命医科学研究所
〒162-8666東京都新宿区河田町8-1
Tel:03-5367-9945 ext.6207
Fax:03-3359-6046
○運営事務局
株式会社エー・イー企画内
〒532-0003大阪市淀川区宮原4-4-63
新大阪千代田ビル別館9階
Tel:06-6350-7163
Fax:06-6350-716
○市民公開講座ホームページ(PC版)http://www.aeplan.co.jp/jsrm2011/kouza/index.html

詳細については、以下のURL(日本学術会議HP)を御覧ください。
http://www.scj.go.jp/ja/event/pdf/115-s-2-3.pdf

【問い合わせ先】
日本学術会議事務局第二部担当 青池
Tel:03-3403-1091

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公開シンポジウム「口蹄疫および鳥インフルエンザ発生の状況把握とその行方」
の開催(ご案内)
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◆日  時:平成23年3月22日(火)13:00〜17:00
◆場  所:筑波大学総合研究棟A110号室
(茨城県つくば市天王台1−1−1)
◆主  催:日本学術会議農学委員会農業生産環境工学分科会、
農学委員会地域総合農学分科会、日本沙漠学会
◆開催趣旨:
現在、韓国で進行中の口蹄疫は牛豚中心に230万頭が殺処分されている。
これは昨年春夏季の宮崎県での殺処分29万頭を遙かに超えており、いつ日
本に伝播するか懸念される状況にある。米国農務省の長年の調査では口蹄
疫の伝播には風・渡り鳥の関与が22%を占めており無視できない数値である。
2010年2月25日付け日本学術会議「報告」“黄砂・越境大気汚染物質の地球
規模循環の解明とその影響対策”に家畜口蹄疫・鳥インフルエンザ・麦さび
病等の記述があり、日本国内での口蹄疫との予見的関連性が推測された。
一方、鳥インフルエンザは、島根県安来市や宮崎県宮崎市のニワトリでの
発生、鳥取県米子市のコハクチョウでの発生、鹿児島県出水市のツルでの
発生があり、現在大きな社会的問題になっており、鶏卵の値上がりも起こっ
ている。これら口蹄疫・鳥インフルエンザの感染経路の把握、黄砂、風、
鳥との関連性および今後の方向性を論議することによって、国民への情報
提供とともに幾分かの安全・安心の推進ならびに今後の防疫と科学的研究
の発展に資する。
◆次  第:
13:00〜13:10
開会の挨拶:真木太一(日本学術会議会員、農学委員会委員長、
農業生産環境工学分科会委員長、日本沙漠学会会長、
筑波大学北アフリカ研究センター)

座長:森尾貴広(筑波大学北アフリカ研究センター)
13:10〜13:50
(1)国内採取黄砂アレルゲン物質の解析
山田パリーダ(筑波大学北アフリカ研究センター)
八田珠郎((独)国際農林水産業研究センター)
杜 明遠((独)農業環境技術研究所)
脇水健次(九州大学)
真木太一(筑波大学北アフリカ研究センター)
礒田博子(筑波大学北アフリカ研究センター)
13:50〜14:30
(2)黄砂構成鉱物とその生成環境
八田珠郎・根本清子・越後拓也((独)国際農林水産業研究センター)
脇水健次(九州大学)
杜 明遠((独)農業環境技術研究所)
山田パリーダ・礒田博子・真木太一(筑波大学北アフリカ研究センター)
休憩(14:30〜14:50)

座長:早川誠而(日本学術会議連携会員、山口大学名誉教授)
14:50〜15:30
(3)黄砂と口蹄疫・麦さび病等の病原菌の輸送について
真木太一・礒田博子・森尾貴広・山田パリーダ
(筑波大学北アフリカ研究センター)
八田珠郎((独)国際農林水産業研究センター)
杜 明遠((独)農業環境技術研究所)
脇水健次(九州大学)

座長:大政謙次(日本学術会議連携会員、東京大学大学院農学生命科学研究科)
15:30〜16:10
(4)国内における高病原性鳥インフルエンザの発生
西藤岳彦((独)動物衛生研究所 人獣感染症研究チーム)
16:10〜16:50
(5)タイで分離された高病原性鳥インフルエンザの病原性解析
林 豪士((独)動物衛生研究所
タイ‐日本人獣共通感染症共同研究センター)
16:50〜17:00
閉会の挨拶:橋本 康(日本学術会議連携会員、
農業生産環境工学分科会副委員長、愛媛大学名誉教授)

◆参加無料
◆申込み:申込者の連絡先住所、所属、氏名、電話番号を記載、E-mail等にて、
100名で締切。
◆申込み・連絡先:〒305-8572茨城県つくば市天王台1-1-1
筑波大学北アフリカ研究センター 真木太一
E-mail:maki.taichi.fe@u.tsukuba.ac.jp

※詳細については、以下のURL(日本学術会議HP)を御覧ください。
http://www.scj.go.jp/ja/event/pdf/115-s-2-2.pdf

【問い合わせ先】
日本学術会議事務局第二部担当 木田
Tel:03-3403-1091

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学術情報誌『学術の動向』最新号はこちらから
http://www.h4.dion.ne.jp/~jssf/text/doukousp/index.html
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発行:日本学術会議事務局 http://www.scj.go.jp/
〒106-8555 東京都港区六本木7-22-34