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公開シンポジウム「食育の現状と大学附属農場等の果たすべき役割2」の開催(ご案内)
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平成17年6月に食育基本法が制定され、それを受けて平成18年3月に食育推進基本計画が決定され、現在、国をあげて食育に取り組んでる。
日本学術会議農学委員会農学分科会に集う研究者は、フィールドを研究現場として活動している者も多く、子どもたちの体験学習等の食育にも関わっている。
また、全国大学附属農場協議会に加盟する53大学の附属農場、フィールド科学センター等においても、長年の教育・研究活動を通して蓄積された経験をもとに作物の生産や家畜の飼育などの体験を通じた食育活動を展開している。
一昨年5月に開催したパート1に引き続き、本シンポジウム(パート2)では、現在進められている大学附属農場の食育の取り組みについて紹介するとともに、海外の食育事情、マスコミからみた現状と期待を紹介して、国民と連携した今後の食育の推進方向と農学系大学および大学附属農場等の食育における果たすべき役割を明らかにすることを目的としたシンポジウムを開催いたします。
◆日 時:平成21年5月8日(金)14:00〜17:00
◆場 所:日本学術会議6階会議室
◆次 第:
開会の挨拶 大杉立(東京大学大学院 教授、日本学術会議連携会員)
講 演
司会 西脇亜也(宮崎大学 教授、農学部附属自然共生フィールド科学教育研究センター)
1)大学附属農場の食育の現状
中司敬(九州大学大学院 教授、全国大学附属農場協議会 副会長)
2)大学附属農場における総合的な食育活動−大学サポーターとの連携による活動の発展を目指して−
林久喜(筑波大学 准教授、農林技術センター)
3)大学附属農場における特色ある食育活動−宇都宮農学校と食農関連人材養成プログラム−
居城幸夫(宇都宮大学 教授、農学部附属農場)
戸室憲男(宇都宮大学 特任研究員、生涯学習教育研究センター)
4)欧米の食育事情 −ドイツの食育−
Andreas Kasjan(九州大学大学院 准教授、言語文化研究院)
5)アジアの大学の食育事情 −タイの大学の食育事情−
高垣美智子(千葉大学大学院 教授、日本学術会議連携会員)
6)マスコミからみた大学、附属農場の食育の現状と期待する役割
松元浩一((株)小学館 編集長)
パネルディスカッション
司会 荒木肇(北海道大学 教授、北方生物圏フィールド科学センター)
閉会の挨拶 島田順(東京農工大学 教授、全国大学附属農場協議会会長代行)
詳細については、以下のURL(日本学術会議HP)を御覧ください。
http://www.scj.go.jp/ja/event/pdf/73-s-2-1.pdf
【問い合わせ先】
日本学術会議事務局第二部担当 小川
Tel:03-3403-1091