【転送】日本学術会議ニュースメール ** No.295

2011年4月28日(木)  カテゴリー: お知らせ

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** 日本学術会議ニュースメール ** No.295 ** 2011/4/28
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◇ 市民公開講座「加齢と目と耳の病気」の開催(ご案内)
◇ 博士研究員(ポスドク)および任期制助教ならびに任期制助手等の実態に
 関するアンケート調査のお願い(基礎医学委員会委員長 谷口直之先生より)
◇ 日本学術会議主催 学術フォーラム「東日本大震災と報道メディア」開催
 (ご案内)
◇ 公開シンポジウム「食育の現状と大学附属農場等の果たすべき役割
  パート3「食」と「農」が恊働する教育への期待」の開催(ご案内)
◇ 公開シンポジウム「生物多様性をめぐる科学と社会の対話」in東北の開催
(ご案内)
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市民公開講座「加齢と目と耳の病気」の開催(ご案内)
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◆日 時:平成23年5月21日(土)15:00〜17:00
◆場 所:国立京都国際会館 Annex B(第4会場)
◆主 催:日本学術会議感覚器分科会
◆後 援:日本眼科学会、日本耳鼻咽喉科学会
◆プログラム(予定)【敬称略】
〇開会の辞 本田 孔士(日本学術会議連携会員、京都大学名誉教授)
 〇第1部 加齢と目の病気 座長:根木 昭(日本眼科学会理事長)
  1.白内障と緑内障
     松村 美代(日本学術会議連携会員、関西医科大学名誉教授・眼科)
  2.加齢黄斑変性
     石橋 達朗(日本学術会議連携会員、九州大学医学部眼科教授)
 〇第2部 加齢と耳の病気 座長:八木 聰明(日本学術会議連携会員、
                       日本耳鼻咽喉科学会理事長)
  1.加齢と難聴
     加我 君孝(日本学術会議連携会員、東京大学名誉教授、耳鼻咽喉科)
  2.補聴器の最先端
     細井 裕司(奈良県立医科大学耳鼻咽喉・頭頸部外科教授)
 〇閉会の辞 伊藤 壽一(日本学術会議連携会員、京都大学耳鼻咽喉科
                          ・頭頸部外科学教授)
 ◆参加申込不要、入場無料
【お問い合わせ先】
 日本学術会議感覚器分科会委員長 加我 君孝
 〒152-8902東京都目黒区東が丘2-5-1
 東京医療センター・臨床研究センター
 TEL:03-3411-0111(内線:6508)
 FAX:03-3411-0185(事務室)
 E-mail:kankakuki.go.jp
詳細については、以下のURL(日本学術会議HP)を御覧ください。
 http://www.scj.go.jp/ja/event/pdf/117-s-2-1.pdf
【問い合わせ先】
  日本学術会議事務局第二部担当 木田
  Tel:03−3403−1091
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博士研究員(ポスドク)および任期制助教ならびに任期制助手等の実態に
関するアンケート調査のお願い(基礎医学委員会委員長 谷口直之先生より)
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博士研究員(ポスドク)および任期制助教ならびに任期制助手等の実態に関す
るアンケート調査を行っています。
対象はポストドク、任期性助手、任期制助教の方ですが、会員・連携会員の方
にもご連絡をさせていただきます。
研究室や周囲のアンケート対象者の方々にお知らせいただけると幸いです。
アンケートは、下記のURLから投稿できます。
https://research.medical-tribune.co.jp/a.php?e=m3kc8
なお、このURLから最後の設問までご回答になりますと、
有効な回答があったということで調査が開始されたとみなされ、
アンケート内容の修正はきかなくなります
(別なURLになってしまいます)ので、ご注意をお願いいたします。
御協力のほど、どうぞよろしくお願いいたします。
基礎医学委員会委員長  谷口直之
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日本学術会議主催 学術フォーラム
「東日本大震災と報道メディア」開催のご案内
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■日時:平成23年5月21日(土)13時00分〜16時00分
■会場:日本学術会議 講堂
■趣旨
 今年3月11日、東北・関東地域を襲った東日本大震災は、その後の大津波と
ともに,太平洋沿岸部に未曾有の被害をもたらした。この状況は、国内外の人
々にメディアを通じて届けられ、まさに国民的な―そして世界的な―災害とし
て経験されることになった。テレビや新聞などマスコミは、地震直後からいち
早く特別体制を組み、被災状況、特に福島原発の被害を伝える臨時番組を放送
し続けた。インターネット上ではツィッターやブログ、USTREAMなどのソーシャ
ルメディアを通じて被災状況の情報交換が活発に行われた。こうした情報の渦
に、海外のテレビや新聞の情報が流れ込み、震災直後のメディアは,それ自体
未曾有の洪水状態になった。その一方で、被災地の大部分は、こうした基本的
な情報アクセスからも取り残され孤立を強いられた。本シンポジウムは、この
東日本大震災に対して報道メディアがどのように機能したのかを検討するもの
である。マスメディアはどのように災害を報道したのか。ジャーナリズムの役
割は何か。ソーシャルメディアは災害時にどのように働いたのか。そして、今
日メディアの「公共性」とは何なのか。社会学者、メディア・文化研究者の立
場から今回の災害とメディアの関係を検討するともに、今後のあり方について
緊急提言したい。
■プログラム(予定)【敬称略】
主旨説明:
 東京大学大学院情報学環教授 吉見俊哉
報告1:福島原発とメディアが伝えないも
    原子力ムラのフィールドワークから
 東京大学大学院学際情報学府 開沼 博
報告2:震災と科学ジャーナリズム
 早稲田大学政治経済学術院准教授 田中 幹人
報告3:震災とメディア― ― 何によって何が語られたか
 学習院大学法学部教授 日本学術会議連携会員 遠藤 薫
報告4:災害と情報格差:在日外国人に対する情報提供について
 法政大学社会学部教授 日本学術会議連携会員 田嶋 淳子
討論:
 早稲田大学教育総合科学学術院教授 伊藤 守
 東京芸術大学音楽学部准教授    毛利 嘉孝
討議
 吉見、開沼、田中、遠藤、田嶋、伊藤、毛利
閉会挨拶
 東京大学大学院情報学環教授 日本学術会議連携会員 吉見 俊哉
■参加費:無料
■申込
 Web(申込フォーム)によりお申込み下さい。
 URL:https://form.cao.go.jp/scj/opinion-0003.html
■申込、参加に関する問い合わせ先
日本学術会議事務局企画課学術フォーラム担当
    〒106-8555東京都港区六本木7-22-34
    Tel: 03-3403-6295/FAX: 03-3403-1260
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 公開シンポジウム「食育の現状と大学附属農場等の果たすべき役割 パート3
「食」と「農」が恊働する教育への期待」の開催(ご案内)
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◆日  時:平成23年5月13日(金)13:15〜17:00
◆場  所:日本学術会議講堂
◆主  催:日本学術会議農学委員会農学分科会、全国大学附属農協協議会
◆開催趣旨:全国大学附属農場協議会に加盟する53大学の附属農場、フィールド
科学センター等においては、長年の教育・研究活動を通して蓄積さ
れた経験をもとに、作物の生産や家畜の飼育などの体験を通じた「農」
に関わる教育活動を展開している。また、日本学術会議農学委員会
農学分科会に集う研究者は、フィールドを研究現場として活動して
いる者も多く、子どもたちの体験学習等の「食育」にも積極的に関
わっている。平成19年のパート1、平成21年のパート2に引き続き、
      本シンポジウム(パート3)では、文部科学省による教育関連施設
      の共同利用事業がもたらす「食」と「農」が恊働する教育への期待、
      農林水産省の食育推進事業の現状と今後、食育推進事業の協力団体
      からみた現状と期待、現在進められている大学附属農場における「食」
      と「農」の教育の取り組みについて紹介するとともに、国民と連携
      した今後の推進方向と農学系大学および大学附属農場等の食育にお
      ける果たすべき役割を明らかにする。
◆次  第:
      開会の挨拶 大杉立(日本学術会議連携会員、東京大学大学院
                                ・教授)
      講演
      1)大学附属農場における「食」と「農」が協働する教育への期待
          小暮聡子(文部科学省・専門教育課・係長)
      2)農林水産省の食育推進事業の紹介
          井内雅明(農林水産省・消費者情報官)
      3)大学附属農場の食育の現状
          居城幸夫(宇都宮大学・教授・全国大学附属農場協議会
                           副会長:食育担当)
      4)酪農教育拠点・広島大学・西条ステーション(農場)における
        命の尊厳を涵養する食農フィールド教育
          谷口耕三(広島大学・教授)
      5)女子栄養大学の「食」の教育が「農」に出会った時
          仙波圭子(女子栄養大学・教授)
      6)人間総合科学大学の「食」の教育が「農」に出会った時
          桑田有(人間総合科学大学・教授)
      7)東京農業大学における「食」と「農」の協働教育
          夏秋啓子(日本学術会議連携会員、東京農業大学教授)
      8)食育事業の事務局からみた食育の現状と大学、附属農場に期待
        する役割
          鈴木敏夫((株)農山漁村文化協会・編集局・次長)
      パネルディスカッション
      司会:長尾慶和(宇都宮大学・教授)
      閉会の挨拶 中司敬(九州大学大学院・教授、全国大学附属農場
                              協議会・会長)
◆参加無料・直接参加可能
◆申込み:申込者の連絡先住所、所属、氏名、電話番号を記載、E-mail等にて、
     120名で締切。
◆連絡先:全国大学附属農場協議会 食育プロジェクト担当幹事
       西脇亜也(宮崎大学農学部付属フィールド科学教育研究センター)
      〒889-2192 宮崎市学園木花台西1-1
      TEL : 0985-58-7789(代表58-7157) FAX : 58-7157
      E-MAIL : nishiwaki@cc.miyazaki-u.ac.jp
詳細については、以下のURL(日本学術会議HP)を御覧ください。
http://www.scj.go.jp/ja/event/pdf/119-s-2-1.pdf
【問い合わせ先】
日本学術会議事務局第二部担当 相原
 Tel:03-3403-1091
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 公開シンポジウム「生物多様性をめぐる科学と社会の対話」in東北
の開催(ご案内)
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◆日  時:平成23年5月15日(日)13:30〜17:10
◆場  所:ベリーノホテル一関(岩手県一関市山目三反田179)
◆主  催:日本学術会議統合生物学委員会、岩手県一関市教育委員会、久保川
      イーハートーブ自然再生協議会
◆開催趣旨:統合生物学は、遺伝子から生態系までの生物学的階層における複雑
      で動的な生物のシステムを、生命史・進化の視点を重視して科学的
      に解明する基礎科学分野を広く含み、生物多様性を直接的に研究対
      象とする分野であり、生物多様性の保全、自然再生などに関する社
      会的な課題とその解決に寄与する応用分野としての保全生態学を含
      む。
      2010年10月に愛知県名古屋市で開催された生物多様性条約第10回締
      約国会議では、日本の議長国としての采配が効を奏し、名古屋議定
      書、新戦略計画(愛知目標を含む)、SATOYAMAイニシアティブほか、
      多くの重要な文書が採択された。さらに12月の国連総会では、2011
      年から2020年までを「国連 生物多様性のための10年」にするとの
      日本の提案が採択された。このように、日本は、この分野ですでに
      国際的なリーダーシップを発揮しはじめているが、それをいっそう
      強固なものとするためには、発展途上国の援助のみならず、新戦略
      計画の遂行において、世界の模範になる優れた実績をあげることが
      必要である。愛知目標の冒頭の5つの具体的目標を括る重要な「戦
      略目標」は、「生物多様性の主流化」である。生物多様性の主流化
      にあたって、これまで以上に、生物多様性に関する科学と社会の対
      話が求められる。統合生物学委員会は、活発な対話に寄与するシン
      ポジウムを、次のような具体的な目的のもとに開催する。
      1) 統合生物学分野における生物多様性研究の最新の成果をわかり
         やすく社会に伝える。
      2) 統合生物学委員会「生物多様性の保全と持続可能な利用に関す
         る学術分野からの提言」を普及する。
      3) 生物多様性の保全・再生・活用に関する地域の取組に関して多
         様な主体間で情報交換をすることを通じて、統合生物学の役
         割と今後の発展方向を探る。
      本シンポジウムを通じて統合生物学の今の姿を社会に伝えるとともに、
      「さとやま」の生物多様性の保全・再生・持続可能な活用のための取
      組に関する情報を交換することを通じて、統合生物学委員会の提言が、
      現在、急速に深刻化する生物多様性の危機に適切に対処し持続可能性
      を確保するための課題と解決の方向性を探るうえで社会的な意義を有
      することを確認し、今後の委員会活動をいっそう活発に展開するため
      の契機とする。
◆次  第:
 13:30〜13:40 開会にあたって
   日本学術会議統合生物学委員会から
    鷲谷いづみ(日本学術会議第二部会員、統合生物学委員会委員長)
   挨拶 開催地を代表して
    藤堂 隆則(一関市教育長)
 13:40-15:40 第一部 リレートーク 統合生物学が切りひらく生物多様性研究の最前線
   ・世界に花が咲いた日       西田治文(日本学術会議連携会員)
   ・生命史40億年に起こった大事件 美宅成樹(日本学術会議連携会員)
   ・微生物の生物多様性を訪ねて  今中忠行(日本学術会議第三部会員)
   ・深海:生物多様性のゆりかご  北里 洋(日本学術会議第三部会員)
   ・飛べなく進化した鳥類の悲劇   松本忠夫(日本学術会議連携会員)
   ・生物行動の多様性を科学する 長谷川眞理子(日本学術会議連携会員)
   ・動物の心と人の心      長谷川壽一(日本学術会議第一部会員)
   ・日本列島人の多様性  斎藤成也(日本学術会議第二部会員)
 15:40〜15:50 休憩
15:50〜16:05 第二部 統合生物学委員会からの提言
   愛知目標と「生物多様性の保全と持続可能な利用のために:学術分野からの提言」
      鷲谷いづみ(日本学術会議第二部会員、統合生物学委員会委員長)
 16:05〜16:45 第三部 地域からの報告
   ・久保川イーハートーブ自然再生協議会の総合的「さとやま」再生
     久保川イーハートーブ自然再生協議会 千坂げんぽう
   ・中・高校生があつめる「さとやま」生物多様性情報
     自然再生を試みる会 ビオトープ孟子・有本智/向陽中学校 理科部
16:45〜17:10 総合討論
◆参加申込み:電話・FAX・メールのいずれかにて
       ご氏名・ご所属・電話番号を明記の上ご連絡ください。
◆参加申込み・お問い合わせ先:
       東京大学大学院 農学生命科学研究科 保全生態学研究室
       担当者:鷲谷
       電話:03-5841-8915 FAX:03-5841-8916
       E-MAIL:taiwa.tayousei@gmail.com
詳細については、以下のURL(日本学術会議HP)を御覧ください。
http://www.scj.go.jp/ja/event/pdf/119-s-2-2.pdf
【問い合わせ先】
  日本学術会議事務局第二部担当 相原
  Tel:03-3403-1091
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      学術情報誌『学術の動向』最新号はこちらから
  http://www.h4.dion.ne.jp/~jssf/text/doukousp/index.html
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 発行:日本学術会議事務局 http://www.scj.go.jp/
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