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** 日本学術会議ニュース・メール ** No.307(再配信) ** 2011/7/29
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平素より大変お世話になっております。日本学術会議事務局広報担当です。
本日7月29日付で配信したニュース・メールNo.307の公開シンポジウム名
に誤りがございましたので訂正のお知らせを配信させて頂きます。
ご迷惑をおかけしましたことお詫び申しあげます。
<訂正箇所>
(誤)
日本学術会議公開シンポジウム「法学研究者養成の危機と打開の方策−法学
研究・法学教育の再構築を目指して−」の開催について(ご案内)
(正)
公開シンポジウム「土壌科学を基盤とする学術の動向と展開:作物生産基盤と
しての土壌科学」の開催について(ご案内)
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◇ 日本学術会議主催学術フォーラム「生物に学ぶ柔軟なシステムの探索:ゆ
らぎと多様性をキーワードとして」の開催について(ご案内)
◇ 日本学術会議主催学術フォーラム「生命科学の進展に伴う新たなリスクと
科学者の役割」の開催について(ご案内)
◇ 公開シンポジウム「予防して防ぐタバコの害」の開催について(ご案内)
◇ 公開シンポジウム「土壌科学を基盤とする学術の動向と展開:作物生産基
盤としての土壌科学」の開催について(ご案内)
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日本学術会議主催学術フォーラム「生物に学ぶ柔軟なシステムの探索:ゆら
ぎと多様性をキーワードとして」の開催について(ご案内)
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■日時:平成23年9月10日(土)13時00分〜17時15分
■会場:名古屋大学ES総合館ホール(名古屋市千種区不老町)
■主旨
東日本大震災と引き続く原発事故により日本は戦後最大の国難に直面してい
ます。自然の驚異と危機管理の甘さが露呈されました。我が国のシステムは、
柔軟性を失って突発事象に素早く正しく対応できなくなっており、新しいシス
テム造りの思想と方法が求められています。このとき、36億年の歴史の中で様
々な突発事象に出会いながらも巧みに生き延びてきた生物の生存戦略が大きな
ヒントになります。今回は、“ゆらぎと多様性”をキーワードとしてその可能
性を探ります。生体の高分子や超分子は、単なる熱的ゆらぎではない大きな構
造ゆらぎを示します。この構造ゆらぎは、生物の応答の速さや柔軟性などと密
接に関連しており、機能的・情報論的ゆらぎを内包しています。他方、生物多
様性は遺伝子やゲノムの様々な配列(情報)の変異、つまり生体高分子におけ
る配列上のゆらぎを基盤として、進化のプロセスの中で生まれました。一見異
なる分子のゆらぎと生物多様性の間には、”機能と情報“を介して通底する何
らかの法則が予想されます。このような視点から両者を同じ土俵でつき合わせ
て、生物の柔軟で省エネルギー、かつ地球に優しい生存戦略の秘密を学び、新
しいシステム造りの可能性を議論します。
■プログラム(予定)【敬称略】
13:00−13:15 開会の挨拶:フォーラムの主旨
曽我部 正博(日本学術会議連携会員、生物物理学分科会委員長、
名古屋大学大学院医学系研究科・教授)
13:15−14:00 生物ゲノムと蛋白質の多様性の起源と意義を探る
美宅 成樹(日本学術会議連携会員、
名古屋大学大学院工学研究科・教授)
14:00−14:45 ゆらぎが決める蛋白質の多様な機能
寺田 智樹(名古屋大学大学院工学研究科・講師)
14:45−15:30 ゆらぎ制御を利用した産業化の可能性を探る
難波 啓一(日本学術会議連携会員、
大阪大学大学院生命機能研究科・教授)
15:30−15:45 〜休憩〜
15:45−16:30 海洋生物はどうして多様なのか
北里 洋(日本学術会議会員、独立行政法人・
海洋研究開発機構海洋・極限環境生物圏領域・領域長)
16:30−17:15 植物の進化史と生物多様性の変遷
西田 治文(日本学術会議連携会員、中央大学理工学部教授)
16:45−17:15 パネル討論:ゆらぎと多様性をどう役立てるのか?
司会 永山 國昭(日本学術会議連携会員、
生理学研究所・特任教授)
閉会
■参加費:無料
■申込: Web(申込フォーム)によりお申込み下さい。
URL:https://form.cao.go.jp/scj/opinion-0003.html
■申込、参加に関する問い合わせ先
日本学術会議事務局企画課学術フォーラム担当
〒106-8555東京都港区六本木7-22-34
TEL: 03-3403-6295/FAX: 03-3403-1260
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日本学術会議主催学術フォーラム「生命科学の進展に伴う新たなリスクと科
学者の役割」の開催について(ご案内)
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■日時:平成23年8月29日(月)13時00分〜17時45分
■会場:日本学術会議 講堂
■協力: 外務省、防衛省
■後援: 文部科学省、厚生労働省
■主旨
生命科学におけるデュアルユースの問題は、これまで、主として生物化学兵
器に関する専門家を中心として議論が行われてきた。
しかしながら、近年の生物工学の進展を踏まえれば、研究者が意図していな
くとも、研究遂行上の不注意等により意図せずに生命科学の知見や技術が軍事
利用されるような事態が発生することも想定される。こうした事態の発生を避
けるために、デュアルユース問題の専門家だけに限らず広い生命科学分野の専
門家による議論を行い、理解を深めるとともに、科学者の役割について考える
ことを目的とする。
■プログラム(予定)【敬称略】
13:00 冒頭挨拶 廣渡清吾(日本学術会議会長 専修大学教授)
13:15〜14:30 基調講演 吉倉廣 (日本学術会議連携会員、
国立感染症研究所名誉所員)
マルコム・ダンドー(ブラッドフォード大学教授)
セッション1
コーディネーター 春日文子(日本学術会議会員、
国立医薬品食品衛生研究所食品衛生管理部第三室長)
報告:最近の生命科学の進展と新たなリスク
14:30〜14:45 報告者1 小安重夫(慶應義塾大学医学部教授)
14:45〜15:00 報告者2 外務省職員
15:00〜15:15 報告者3 山村雅幸(東京工業大学大学院総合理工学研究科
創発システム講座進化システム分野教授)
15:15〜15:30 質疑・討論
15:30〜15:45 休憩
セッション2
コーディネーター 四ノ宮成祥(防衛医科大学校教授)
報告:我が国での取組みと今後の課題
15:45〜16:00 報告者1 山田憲彦(空幕主席衛生官、
前防衛医科大学校防衛医学講座教授)
16:00〜16:15 報告者2 加藤和人(京都大学人文科学研究所
京都大学大学院生命科学研究科准教授)
16:15〜16:30 報告者3 渋谷健司(東京大学医学部医学系研究科
国際保健学専攻国際保健政策学教室教授)
16:30〜16:45 質疑・討論
16:45〜17:30 全体討論
17:30〜17:45 まとめ・閉会挨拶 唐木英明(日本学術会議副会長、
東京大学名誉教授)
■参加費:無料
■申込 : Web(申込フォーム)によりお申込み下さい。
URL:https://form.cao.go.jp/scj/opinion-0003.html
■申込、参加に関する問い合わせ先
日本学術会議事務局企画課学術フォーラム担当
〒106-8555東京都港区六本木7-22-34
TEL:03-3403-6295/FAX: 03-3403-1260
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公開シンポジウム「予防して防ぐタバコの害」の開催について(ご案内)
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◆日 時:平成23年8月20日(土) 13:00〜15:00
◆場 所:熊本テルサホール(ホテル熊本)
(熊本市水前寺公園28−51)
◆主 催:日本学術会議健康・生活科学委員会・歯学委員会合同(新)
脱タバコ社会の実現分科会、日本臨床医療福祉協議会、公益
財団法人国際口腔医療財団
◆後 援:日本医歯薬アカデミー、日本禁煙科学会、熊本市歯科医師会、
熊本日日新聞社
◆次 第:
○主催者側挨拶 唐木 英明(日本学術会議副会長、東京大学名誉教授)
○講演
「脱タバコ社会を目指して−日本学術会議のとりくみ−」
大野 竜三(日本学術会議(新)脱タバコ社会の実現分科会委員長、
愛知県がんセンター名誉総長)
「スモークフリー社会を目指して〜受動喫煙防止条例について〜」
松沢 成文(前神奈川県知事)
「心臓血管外科医からみた喫煙という習慣」
菅野 恵 (総合南東北病院心臓・循環器センター長)
「放射能の害とタバコの害」
渡邉 一夫(総合南東北病院理事長、日本臨床医療福祉協議会理事長)
瀬戸 皖一 (日本学術会議(新)脱タバコ社会の実現分科会副委員長、
総合南東北病院口腔がん治療センター長、公益財団法人
国際口腔医療財団理事長)
※参加無料
※お申し込み締切:8月10日
詳細については、以下のURL(日本学術会議HP)を御覧ください。
http://www.scj.go.jp/ja/event/pdf/125-s-2-7.pdf
【問い合わせ先】
メディカルケアセンターファイン(担当:吉岡)
〒862-0922 熊本市三郎1-12-25
TEL:096-383-5555 FAX:096-383-5540
日本学術会議事務局第二部担当 木田
TEL:03-3403-1091
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公開シンポジウム「土壌科学を基盤とする学術の動向と展開:作物生産基盤
としての土壌科学」の開催について(ご案内)
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◆日 時:平成23年8月10日(水)9:00〜12:00
◆場 所:つくば国際会議場 大会議室102
(茨城県つくば市竹園2-20-3)
◆主 催:日本学術会議土壌科学分科会、日本土壌肥料学会
◆共 催:日本ペドロジー学会、日本土壌微生物学会、日本作物学会
◆後 援:土壌物理学会
◆開催趣旨: 地球環境の悪化、食糧不足、食の安全安心、が問題となり、
人類の持続的存在すら危惧される昨今、この地球環境や人間
活動を支える土壌について、「作物生産基盤としての土壌科
学」として、改めてこの分野の学術の動向と今後の展開を考
える。
◆次 第:
9:00-9:15:開会:趣旨説明
三枝正彦(日本学会議連携会員・豊橋技術科学大学特任教授)
9:15-9:45:作物生産におけるペドロジーの役割
大田 健(中央農業総合研究センター上席研究員)
9:45-10:15:土壌に根ざした作物栄養学の展開
信濃卓郎(北海道農業研究センターチーム長)
10:25-10:55:作物生産に対する土壌微生物の貢献
南沢 究(東北大学大学院生命科学研究科教授)
10:55-11:25:作物学から土壌科学への期待
稲村達也(京都大学大学院農学研究科教授)
11:25- 11:55:総合討論
(座長団)
三枝正彦(日本学術会議連携会員・豊橋技術科学大学特任教授)
大杉 立(日本学術会議連携会員・
東京大学大学院農学生命科学研究科教授)
11:55-12:00:閉会挨拶:
大杉 立(日本学術会議連携会員・
東京大学大学院農学生命科学研究科教授)
◆問い合わせ先:三枝正彦(国立大学法人・豊橋技術科学大学)
tel/fax : 0532-44-1016
e-mail : saigusa@recab.tut.ac.jp
詳細については、以下のURL(日本学術会議HP)を御覧ください。
http://www.scj.go.jp/ja/event/pdf/127-s-2-4.pdf
【問い合わせ先】
日本学術会議事務局第二部担当 相原
Tel:03-3403-1091
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学術情報誌『学術の動向』最新号はこちらから
http://www.h4.dion.ne.jp/~jssf/text/doukousp/index.html
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の方にお読みいただけるようにお取り計らいください。
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発行:日本学術会議事務局 http://www.scj.go.jp/
〒106-8555 東京都港区六本木7-22-34