初等・中等教育に おける『ヒトの遺伝学』教育の推進と社会における遺伝リテラシーの定着

2013年2月4日(月)  カテゴリー: お知らせ

日本科学教育学会・会員の皆さまへ
以下のご案内のように、日本学術会議主催の学術フォーラム「初等・中等教育に
おける『ヒトの遺伝学』教育の推進と社会における遺伝リテラシーの定着」を3
月1日に開催いたします。
これからの科学教育に深く関わる課題ですので、会員の皆さまにご参加頂きたく、
お願い申し上げます。
本フォーラムは、学術会議の第2部(ライフサイエンス)が中心となって開催致
しますが、日本の遺伝医療を担っていらっしゃる方々もパネリストとしてお呼び
して、参加者の皆様と意見交換を行いたいと思って居ります。
今後の日本の科学教育の一環として、また遺伝医療の著しい進展に鑑みて、「ヒ
トの遺伝学」教育は益々重要なものとなって来ると考えられますので、是非、多
数の方々にご参加頂きたく存じます。
ご参加頂けます方は、学術会議のHPにて事前登録をお願い出来れば幸いです。
お茶の水女子大学
室伏きみ子
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日本学術会議主催 学術フォーラム「初等・中等教育課程における「ヒトの遺伝
学」教育の推進と社会における遺伝リテラシーの定着」開催のご案内
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■日時:平成25年3月1日(金)14時30分〜17時00分
■会場:日本学術会議 講堂
■後援:医歯薬アカデミー
■趣旨
 我が国では、初等・中等教育課程において、ヒトの遺伝についての教育がほと
んど行われていない。そのため、遺伝学や遺伝医療における今日の大きな進歩を
正しく受け止め活用していくための社会一般の理解が著しく不足している。人々
が遺伝子や遺伝について間違った情報を鵜呑みにすることや、遺伝性疾患やその
患者について誤解や偏見を生むことがないように、初等・中等学校課程からの遺
伝学教育の必要性が叫ばれるようになって久しいが、未だ実現に至っていない。
社会における遺伝リテラシーの定着のために、また、遺伝医療の正しい発展のた
めに、遺伝学教育の進展は極めて重要である。遺伝学や遺伝性疾患・遺伝医療の
専門家などにより、課題の所在を明らかにし、学術会議として何が出来るかを議
論する。
■プログラム 【敬称略】
14:30〜14:35 挨拶 : 山本 正幸(日本学術会議第二部長、かずさDNA研究所所長)
14:35〜15:05 基調講演:金澤 一郎(日本学術会議連携会員、元・日本学術会議
会長)
15:05〜17:00 パネルディスカッション
斎藤 成也(日本学術会議第二部会員、情報・システム研究機構国立遺伝学研究
所集団遺伝研究部門教授)
大隅 典子(日本学術会議第二部会員、東北大学大学院医学系研究科教授)
高田 史男(北里大学大学院医療系研究科教授)
斎藤 加代子(東京女子医科大学付属遺伝子診療センター所長)
福嶋 義光(信州大学医学部長)
町野 朔 (日本学術会議連携会員、上智大学生命倫理研究所教授)
菱山 豊 (文部科学省研究振興局振興企画課長)
コーディネーター :室伏 きみ子(日本学術会議第二部会員、お茶の水女子大学
大学院教授)
■参加費:無料
■申込
 以下のURLよりお申込み下さい。
 URL:https://form.cao.go.jp/scj/opinion-0003.html
■申込、参加に関するお問い合わせ先
 日本学術会議事務局企画課学術フォーラム担当
    〒106-8555東京都港区六本木7-22-34
    電話: 03-3403-6295/FAX: 03-3403-1260