第19回CSERSシンポジウム
「高等学校理科で何を学ばせるか-総合的な科目の可能性と課題-」
CSERS 教科理科関連学会協議会
議長 松原静郎(日本理科教育学会)
高等学校では新学習指導要領の学年進行が第3学 年にまで達し,すべての学年で新教育課程での授業が行われるようになりました。CSERSで は,この度の学習指導要領改訂に対応し,2012年 には「小学校学習指導要領になってからの一年」,2013年 には「新学習指導要領は中学校理科をどう変えるか」をテーマにシンポジウムを開催してきました。今回は,高 等学校理科に設けられた総合的な科目「科学と人間生活」を中心に,高等学校における科目設定のあり方について,その歴史的変遷と教師 によ る評価,高等学校での実践,将来構想の各観点からご講演いただくことにしました。
今年度に は学習指導要領の改訂準備が始まることが予想されています。多くの方の参加を得て,高等学校の次期学習指導要領改訂を見据えた論議を 期待 いたします。
開催日時:平成26年5月17日(土)12:50〜17:00(12:30開場)
会場:公益社団 法人 日本化学会化学会館(101-8307 東京都千代田区神田駿河台1-5)
プ ログ ラム
12:50〜13:00 趣旨説明:2012年 度CSERS議 長 松原静郎(日本理科教育学会)
13:00〜13:50 基調講演:鳩貝太郎氏(日本生物教育学会)
「高等学校学習指導要領理科の変 遷」
13:50〜14:00 休憩
司会:西原 寛(日本化学会)
14:00〜14:30 講演?: 滝口耕平氏(千葉県立館山総合高等学校定時制)
「科学と人間生活」の実践から
14:30〜15:00 講演?: 廣井禎氏(日本物理教育学会)
「理科?」終了時の調査から見た総合的な科目への課題。
15:00〜15:30 報告:畠山正恒氏(日本地球惑星科学連合JpGU・ 聖光学院中学高校)
「地球人として必要な内容を基盤にした総合的な理科の提案」
15:30〜15:50 休憩
15:50〜17:00 総合討論
司会:都築 巧(日 本生物教育学会), 縣 秀彦(日 本科学教育学会)
○参加費は無料です。シンポジウム終了後,懇親会を 開催 いたします。ぜひご参加下さい。
本シンポジウムに関するお問い合わせは,事務局間々田までお願いします。
メールアドレス mamada@human.tsukuba.ac.jp