日本学術会議ニュース・メール ** No.457

2014年7月25日(金)  カテゴリー: お知らせ

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** 日本学術会議ニュース・メール ** No.457 ** 2014/7/25
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公開シンポジウム「環日本海の文化交流−出会い・交錯・摩擦・融合−」の開催
について
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開催日時 平成26年 8月3日 (日)13時00分〜17時00分
開催場所 石川県政記念 しいのき迎賓館 2階 ガーデンルーム
       (〒920-0962 石川県金沢市広阪2丁目1番1号)
主催   日本学術会議第一部、金沢大学
共催   金沢大学国際文化資源学研究センター
後援   (公財)日本学術協力財団
開催趣旨 日本の国際交流は、朝鮮半島からの仏教伝来や、遣隋使・遣唐使を思い起
こすだけでも、その表舞台はまぎれもなく環日本海であった。
     黒船来航以前は、日本海側一帯が「表日本」として、東アジア諸国間、諸
地域間の政治・経済・文化の交流の拠点であり、玄関であり、顔であった
と言っても過言ではないだろう。
     とりわけ日本の伝統文化の成立・展開は、「から船」(唐船、韓船)が往
来する環日本海を舞台とした、東アジア地域に通底する海域交流の長大な
歴史を抜きにして考えることはできない。
     そのような歴史的事情を十分に踏まえて、長いタイムスパンで環日本海域、
特に中国、韓国、日本の三国間の文化交流を、古代から現代まで見渡しな
がら、今後の相互交流発展の可能性をも視野におさめた議論を行うために、
     考古学、歴史学、東アジア思想・文学、さらには映画などのポップカル
チャーや異文化コミュニケーションを専門とする研究者および文化人を登
壇者として迎え、環日本海域を代表する金沢の地において、第一部主催の
夏季シンポジウムを企画するに至った。
     金沢大学に主催機関として参画していただき、かつ企画趣意に即して金沢
大学国際文化資源学センターの共催を得る運びとなっている。
     また公益財団法人日本学術協力財団に後援機関として加わって戴く。
次第
13:00-13:10  開会にあたって
 総合司会  野村真理(日本学術会議第一部会員、金沢大学人間社会研究域教授)
 挨 拶  山崎光悦(金沢大学長)
      大西 隆(日本学術会議会長、豊橋技術科学大学長)
13:10-14:45  報 告(各30分)
 趣旨説明  佐藤 学(日本学術会議第一部部長、学習院大学文学部教授)
 報告者  小島 毅(日本学術会議連携会員、東京大学大学院人文社会系研究科
教授/中国思想文化)
 演 題 「東アジアの海域交流と北陸の文化」
    上田 望(金沢大学人間社会研究域教授/中国文学)
 演 題 「文化資源としての伝統芸能の可能性――日中両国の調査・保護活動
の取組みから考える」
四方田犬彦(映画史・比較文化研究家)
演 題 「東アジア 伝統演劇とメロドラマ映画の諸相」
14:45-15:00  休 憩
15:00-17:00  コメントおよび総合討論(フロアーとの質疑応答を含む)
 司 会 鏡味治也(日本学術会議連携会員、金沢大学人間社会研究域教授
/文化人類学)
 コメンテーター
中村慎一(金沢大学副学長/中国考古学)
      李 香鎮(立教大学異文化コミュニケーション学部教授
/異文化コミュニケーション)
 総合討論 (フロアーとの質疑応答を含む)
閉会のことば
  大沢 真理(日本学術会議第一部副部長、東京大学社会科学研究所教授)
詳細についてはをホームページをご参照ください。
http://www.scj.go.jp/ja/event/pdf2/193-s-1-2.pdf
問い合わせ先
       金沢大学 野村研究室 nomurama@staff.kanazawa-u.acjp
       日本学術会議事務局・第1部担当 原田  s251@scj.go.jp
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