第21回 教科「理科」関連学会協議会(CSERS)シンポジウム

2016年3月19日(土)  カテゴリー: お知らせ

 教科「理科」関連学会協議会(CSERS)は、日本物理教育学会・日本化学会・日本生物教育学会・日本地学教育学会・日本理科教育学会・日本科学委教育学会の6学会が連携し、理科教育に関する課題について協議し、その振興に資することを目的としています。
 毎年、シンポジウムを開催していますが、2016 年は下記のように実施いたします。
                 記
1 テーマ:主体的な学びにつながる探究活動〜観察・実験指導のあり方
2 趣 旨
 現在、中央教育審議会では、次期学習指導要領改定に向けての検討が進行しています。今回の改定では、「何を知っているか」というコンテンツとともに、「どのような能力を身に付けるか」といったコンピテンシーも重要視されています。また、理科においては高等学校で「数理探究」が新設される等、「主体的な探究活動」が一層求められます。「主体的な探究活動」は、従来も重視されてきていますが、改めて強調される意味、あるべき姿とは、どのようなものでしょうか。また、観察・実験が主体的にできているでしょうか。教員の研修の機会は十分でしょうか。
 このシンポジウムでは、「主体的な探究活動」を効果的に行っていくために、そのあり方や、観察・実験の位置付けについて考えていきたいと思います。
(参加無料。事前申込は必要ありません。)
3 日 時 2016年5月14日(土) 12:50〜17:00(12:30〜受付)
4 会 場 化学会館(7階ホール) 東京都千代田区神田駿河台1-5
      (「御茶ノ水」駅 御茶ノ水橋口 徒歩3 分)
  
5 プログラム
(1) 趣旨説明と基調講演・藤枝秀樹氏の紹介 12:50〜13:00
 2016年度CSERS議長 都築 功(日本生物教育学会・都教職員研修センター)
(2) 基調講演:藤枝 秀樹氏(文部科学省初等中等教育局教科調査官) 13:00〜13:50
       「国の動向と次期学習指導要領の方向性について」
<休憩 13:50〜14:00>
(3) 講演?:町田 武生氏(埼玉大学名誉教授) 14:00〜14:30
   (生徒の研究発表を審査してきた立場から、探究活動を評価する視点について)
(4) 講演?:山田 暢司氏(埼玉県立坂戸高等学校) 14:30〜15:00
   (多数の化学実験の開発や情報発信の実践から、実験を積極的に取り入れた授業について)
(5) 講演?:増子 寛氏(日本物理教育学会・前麻布中学高等学校教諭) 15:00〜15:30
   (学会・研究会で行ってきた物理実験講習会を通して、教員の実験指導力向上について)
<休憩 15:30〜15:50>
(6) 総合討論 15:50〜17:00
問い合わせ先:都教職員研修センター研修部 都築 功(Isao_Tsuzuki@member.metro.tokyo.jp