日本学術会議ニュース・メール ** No.550

2016年6月25日(土)  カテゴリー: お知らせ

======================================================================
** 日本学術会議ニュース・メール ** No.550 ** 2016/6/24
======================================================================
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
◇公開シンポジウム「世代の知をつなぐ地方創生とイノベーション」の開催に
 ついて(ご案内)
◇日本学術会議公開シンポジウム「総合工学シンポジウム2016 知の統合
 を如何に達成するか − 総合工学の方向性を探る −」開催のお知らせ
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
■--------------------------------------------------------------------
 公開シンポジウム「世代の知をつなぐ地方創生とイノベーション」の開催に
 ついて(ご案内)
---------------------------------------------------------------------■
 地方創生のかけ声の下、地域産業の競争力強化による地方の活性化、さらに
は、その中心となる「ひと」の地方への集積を目的とした「地(知)の拠点大
学による地方創生推進事業(COC+)」が推進されている。また、第5期科学技術
基本計画の4本の柱のひとつに、企業・大学・公的研究機関の本格的連携とベ
ンチャー企業の創出強化等を通じたイノベーションを生み出すシステムの構築
が挙げられており、「地方における産官学連携によるイノベーション創出」は、
わが国全体の活性化において重要な意味を持つものと考えられる。ただし、こ
れらの取り組みは、一朝一夕に結果が出るものではないため、長期的ビジョン
を共有した世代間連携により、持続的に推進されるべきである。本シンポジウ
ムでは、愛媛における地方創生とイノベーションに焦点をあて、産官学の協働
と10年後を視野に入れた展望を議論する。
◆主 催:日本学術会議若手アカデミーイノベーションに向けた社会連携分科
     会、若手アカデミー運営分科会
◆共 催:愛媛大学
◆日 時:平成28年7月26日(火)13:30〜16:30
◆会 場:愛媛大学 南加記念ホール
◆プログラム
   総合司会:高山弘太郎(日本学術会議連携会員、
               愛媛大学大学院農学研究科准教授)
13:30 【シンポジウムの開催にあたって】
     吉田丈人(日本学術会議連携会員、
          東京大学総合文化研究科広域システム科学系准教授)
13:35【開会の挨拶】
     大橋裕一(愛媛大学長)
13:45【基調講演】
   「地域産業イノベーションの創出 −地域創生への愛媛大学の取組−」
    仁科弘重(愛媛大学 理事・副学長・社会連携推進機構長、
         植物工場研究センター長、大学院農学研究科教授)
【事例紹介】
14:10 事例1[学術] 「地域産業における産学連携〜紙産業の事例から〜」
   内村浩美(愛媛大学 紙産業イノベーションセンター長、
        大学院農学研究科・社会共創学部教授)
14:25 事例2[学術] 「産学官連携による機能性食品開発」
   菅原卓也(愛媛大学大学院農学研究科附属食品健康科学研究センター長、
        大学院農学研究科教授)
14:40-14:50 休憩
14:50 事例3[行政] 「愛媛県の取り組み」
   関口訓央(愛媛県経済労働部産業支援局長)
15:05 事例4[行政] 「産学官連携で実現する『地域創生』のまちづくり」
   大久保武(西条市企画情報部地域創生室総合6次産業都市推進係長)
15:20 事例5[民間] 「地方における農業ICTによる起業」
   遠藤 忍((株)テレファーム 代表取締役)
15:35 事例6[民間] 「産学連携による植物生育診断装置の開発」
   岡田英博(井関農機(株)先端技術部主幹)
15:50【パネルディスカッション】
   司会:吉田丈人(日本学術会議連携会員、
           東京大学総合文化研究科広域システム科学系准教授)
パネラー:講演者と学術会議若手アカデミー会員
16:20【閉会の挨拶】
   狩野光伸(日本学術会議連携会員、
        岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 副研究科長・教授)
16:30 閉会
*事前申し込み要。参加費無料。
 ○参加申込HP
 https://receipt.agr.ehime-u.ac.jp/~sympo3/mpmailec/form.cgi
 ○シンポジウムポスター
 http://www.scj.go.jp/ja/event/pdf2/229-s-0726.pdf
■--------------------------------------------------------------------
 日本学術会議公開シンポジウム「総合工学シンポジウム2016 知の統合
 を如何に達成するか − 総合工学の方向性を探る −」開催のお知らせ
---------------------------------------------------------------------■
◆日 時:2016年7月20日(水) 13:00〜17:00(受付開始12:30)
◆会 場:日本学術会議 講堂 (東京都港区六本木7-22-34)
◆参加費:無料
<プログラム>
13:00-13:10 開会挨拶
花木 啓祐(日本学術会議副会長、東京大学大学院工学系研究科教授)
第I部
13:10-14:00 基調講演 構成科学としての工学(設計科学)
吉川 弘之(日本学術会議栄誉会員、JST特別顧問)
14:00-14:30 「知の統合」と「知の統合学」をめざして
舘 すすむ(東京大学名誉教授)
14:30-14:40 休憩
14:40-15:10 情報学から見た工学分野の融合について
喜連川 優(日本学術会議第3部会員、国立情報学研究所所長)
15:10-15:40 東日本大震災後の被災地支援研究
似田貝 香門(東京大学名誉教授)
15:40-15:45 休憩
第II部―パネル討論 15:45-16:55
ファシリテータ:吉村 忍(日本学術会議連携会員、東京大学大学院工学系研
究科副研究科長)
パネリスト:
奥村 次徳(日本学術会議連携会員、東京都立産業技術研究センター理事長) 
     リーディング大学院“オールラウンド型”の成功事例から
大倉 典子(日本学術会議連携会員、芝浦工業大学工学部教授)
  かわいい人工物の系統的解析の視点から
狩野 光伸(日本学術会議特任連携会員、同若手アカデミー副代表、岡山大学大
     学院医歯薬学総合研究科教授)
  医工連携及び文理融合プロジェクトの経験をもとに
瀬山 倫子(日本学術会議連携会員、同若手アカデミー委員、NTT先端集積デ
     バイス研究所主幹研究員)
  ICT向けものづくり産業の視点から
16:55-17:00 閉会挨拶 
渡辺美代子(日本学術会議第3部会員、科学技術振興機構副理事)
◆申込要領:
必要事項(氏名・所属・電話番号・E-mailアドレス) をご記入の上、
7月18日までに総合工学シンポジウム事務局(以下のURL)までお申し込みく
ださい。
sogo2016-symp@save.sys.t.u-tokyo.ac.jp
会場での当日受付も承っておりますが、スムーズな受付作業のためご協力くだ
さい。
http://save.sys.t.u-tokyo.ac.jp/sogo2016-symp/
★-------------------------------------------------------------------☆
 日本学術会議では、Twitterを用いて情報を発信しております。
          アカウントは、@scj_info です。
        日本学術会議広報のTwitterのページはこちらから
            http://twitter.com/scj_info
***********************************************************************
       学術情報誌『学術の動向』最新号はこちらから
    http://www.h4.dion.ne.jp/~jssf/text/doukousp/index.html
***********************************************************************