目的・会員・事業

目的

本学会は、「科学についての教育」及び「科学的・工学的手法による教育」に関する研究の進歩普及に資するために、次のことを目的とします。

<1> 会員の科学教育に関する研究発表、知識、学術情報の交換に関すること。
<2> 会員相互間及び内外関連学協会等との連絡提携をはかること。
<3> 会員の科学教育に関する研究及びその実施に寄与すること。
さらに、教員・教育委員会・教育センターとの連携協力を行うこと。


 

会員となる資格

科学教育について学識経験のある方、その研究に関心のある方、また、開かれた学会として、特に科学教育の教育実践の推進に関心のある方、科学教育の政策にかかわる⽅、学校教育の現職教員や社会教育施設の職員、研究者、学生を会員とします。具体的には、物理教育、化学教育、生物教育、地学教育、理科教育、算数・数学教育、数理科学教育、統計教育、教育心理学、認知科学、教育評価、教育工学、情報教育、コンピュータの教育利用、教育情報、授業研究、教育方法、教師教育、サイエンスコミュニケーション、科学リテラシー、STEM/STEAM教育等の研究や実践にたずさわる方々です。


 

事業

<1> 学術交流・教育研究情報の交流の推進
科学教育研究の全分野にまたがる研究業績の発表、共通の話題を提供して情報交換を行う場を設定するために、年会、学術講演会,研究発表会やシンポジウム等を開催しております。学術研究の業績発表・情報交換を行う学会誌「科学教育研究」、タイムリーな学術情報、研究会、年会情報、国際会議等のニュースを学会レター「科学教育研究レター」でご案内します。また、日本学術会議「科学教育研究連絡委員会」の活動として各種のシンポジウムを開催しております。

<2> 学術研究・教育研究の推進
文部省科学研究費には、審査部門として複合領域に、分科「科学教育・教科教育学」、その細目「科学教育」があります。本学会はこの分野で学術研究、教育研究の推進に貢献しています。

<3> 国際交流の推進
UNESCO,ICSU/CTS,OECD/CERI,ICASE等と連絡を取り合い、国際的な情報を得るとともに、わが国の研究を諸外国に紹介するなど、科学教育研究についての国際的な交流活動の窓口になっています。更に、わが国の科学教育研究の成果や動向を諸外国に広報するための英文誌も発行しています。