平成22年度第5回日本科学教育学会研究会・北陸甲信越支部会のご案内
かつては,全国それぞれの地域において理数教育に関わる中核的な教員の主導による自主的な研修が活発に展開され,若手教員の指導力向上がはかられていました。
近年,日本科学技術振興機構(JST)の理数系教員(コア・サイエンス・ティーチャー)養成拠点構築事業等にみられるように,地域の理数教育活性化の中核となる教員の復活が期待されています。
このような状況の中で,学校現場・教育委員会・大学等がどのような連携をとり,どのような手だてを講ずれば地域の技術・数学・理科等の理数教育が活性化するのかについて総合的・多面的に議論を深めたいと思います。
つきましては,下記の要領で研究発表を募集しますので,多数の方々の申込をお待ちしております。
[テーマ] 地域の理数教育活性化の課題と展望
[主 催] 日本科学教育学会,日本科学教育学会北陸・甲信越支部
[共 催] 上越教育大学
[後 援] 新潟県教育委員会(予定),上越市教育委員会(予定),妙高市教育委員会(予定)
[日 時] 2011年 6月11日 (土) 10:00〜16:00
[会 場] 上越教育大学
[対 象] 会員,教員,学生,社会人
[参加費] 無料 (発表の有無にかかわらず参加できます。会員でない方もご参加いただけます。)
申込締め切り:2011年4月22日(金)
申込時には,発表者名,所属,発表タイトル,連絡先,使用機器をご連絡ください。
発表原稿の締め切り: 2011年5月20 日(金)
申込及び発表原稿送付(連絡先): 上越教育大学
Tel: 025-521-3458, E-Mail: jsse2011@juen.ac.jp
〒943-8512 新潟県上越市山屋敷町1番地
上越教育大学 稲田結美
平成22年度第5回日本科学教育学会研究会・北陸甲信越支部会 プログラム
[テーマ] | 地域の理数教育活性化の課題と展望 | |
[日 時] | 平成23年6月11日(土) 10:00〜16:00 | |
[会 場] | 上越教育大学 講義棟201 | |
[日 程] | ||
9:30〜10:00 | 受付 | |
10:00〜10:10 | 開会 | |
10:10〜12:20 | 研究発表(A01〜A06) | |
12:20〜13:30 | 昼休憩 | |
13:30〜14:30 | 研究発表(B01〜B03) | |
14:40〜16:00 | 課題研究「CST事業の成果と課題」(K01〜K03) | |
16:00 | 終了 | |
17:30〜 | 懇親会 | |
[プログラム] | ||
座長:稲田 結美(上越教育大学大学院学校教育研究科) | ||
A01 | 10:10-10:30 | 東アジア等自然災害に関する防災・減災教育の日本の教育貢献可能性 —1995年兵庫県南部地震から2011年東北地方太平洋沖地震までの防災教育を踏まえて— |
○藤岡 達也(上越教育大学大学院学校教育研究科) | ||
A02 | 10:30-10:50 | 5年生「振り子の運動」における仮説設定に影響された思い込み |
○植木 幸広・久保田 善彦(上越教育大学大学院学校教育研究科) | ||
A03 | 10:50-11:10 | 方位概念を高める天体シミュレーション教材の作成と学習効果の検証 |
○楠本 誠・久保田 善彦(上越教育大学大学院学校教育研究科) | ||
11:10-11:20 | 休憩 | |
座長:谷塚 光典(信州大学教育学部附属教育実践総合センター) | ||
A04 | 11:20-11:40 | 中学校理科におけるジェロントロジー教育 〜中学校2分野「刺激と反応」から〜 |
○久保田 善彦(上越教育大学大学院学校教育研究科)・井上 育美(上越 市立上杉小学校) | ||
A05 | 11:40ー12:00 | 生活科の学習を通して育まれる科学性の芽生え |
○大脇 雅弥・小林 辰至(上越教育大学大学院学校教育研究科) | ||
A06 | 12:00-12:20 | 地域の算数・数学の授業実践の活性化課題と展望 |
○宮本 俊光(福山市立大学・京都大学大学院) | ||
12:20-13:30 | 昼休憩 | |
座長:久保田 善彦(上越教育大学大学院学校教育研究科) | ||
B01 | 13:30-13:50 | エストニアの理科教育と理科教師教育(予察) |
○小川 正賢(東京理科大学大学院科学教育研究科) | ||
B02 | 13:50-14:10 | 算数・数学の授業実践のための関係発達論に基づく情報環境の構築 |
○宮本 俊光(福山市立大学・京都大学大学院) | ||
B03 | 14:10-14:30 | eポートフォリオの開発と実践に関する研究動向 |
○谷塚 光典・東原 義訓(信州大学教育学部附属教育実践総合センター) | ||
14:30-14:40 | 休憩 | |
14:40-16:00 | 課題研究「CST事業の成果と課題」 | |
オーガナイザー:久保田 善彦(上越教育大学大学院学校教育研究科) | ||
K01 | 新潟県における理数系教員(コア・サイエンス・ティーチャー)養成拠点構築事業 | |
○五百川 裕(上越教育大学大学院学校教育研究科) | ||
K02 | 福井大学におけるCST養成拠点構築事業への取り組み | |
○淺原 雅浩(福井大学教育地域科学部) | ||
K03 | 高知CST養成プログラム初年度の取り組み —高知CSTプログラムの基盤構築と高知CST養成プログラムの開発を中心に— | |
○大嶌 竜午(高知大学総合教育センター)・吉岡健一(高知大学総合教育センター)・蒲生啓司(高知大学教育学部) |