日本学術会議ニュース・メール ** No.861(2023/10/27)

2023年11月8日(水)  カテゴリー: お知らせ

======================================================================
    ** 日本学術会議ニュース・メール ** No.861 ** 2023/10/27
======================================================================
1.【開催案内】北海道地区会議学術講演会
 「人間と野生生物の共生のために-北海道の最新研究と実践-」
2.【開催案内】中国・四国地区会議学術講演会
 「地方大学の持続可能な開発目標(SDGs)へのアプローチ」
3.【開催案内】公開シンポジウム
 「AI時代における哲学・美学・倫理学・宗教学」
■--------------------------------------------------------------------
【開催案内】北海道地区会議学術講演会
 「人間と野生生物の共生のために-北海道の最新研究と実践-」
--------------------------------------------------------------------■
【日時】2023年11月18日(土)13:30~16:25
【場所】北海道大学学術交流会館(オンライン併用開催)
【主催】日本学術会議北海道地区会議、北海道大学
【開催趣旨】
 近年、ヒトの活動域と野生動物の生息域間において、「Human-Wildlife-
Conflict(HWC)」すなわちヒトと野生動物の軋轢が問題となっています。北
海道には多くの大型野生動物が生息しており、他地域に比較しても北海道特有
のHWC問題を抱えています。一方で、One Health若しくはOne Welfareは、ヒト
だけの健康や福祉ではなく、野生動物を含む動物や環境の健康や福祉も一体の
ものとして考えるコンセプトです。本シンポジウムでは、北海道におけるHWC
のフロントランナーに、北海道における野生動物課題と共生のための道筋につ
いて講演をしていただき、最新の情報を共有します。
【プログラム】
https://www.scj.go.jp/ja/event/2023/351-s-1118.html
【参加費】無料
【申込み】要・事前申込み。以下のURLからお申し込みください。        
https://forms.gle/h1u1S1unYP9E98ReA
【問合せ先】
日本学術会議北海道地区会議事務局(北海道大学研究推進部研究振興企画課内)
Tel: 011-706-2155・2166
E-mail: suishin@general.hokudai.ac.jp

■--------------------------------------------------------------------
【開催案内】中国・四国地区会議学術講演会
 「地方大学の持続可能な開発目標(SDGs)へのアプローチ」
--------------------------------------------------------------------■
【日時】2023年11月25日(土)13:30~17:15
【場所】島根大学松江キャンパス大学ホール(オンライン併用開催)
【主催】日本学術会議中国・四国地区会議、島根大学
【開催趣旨】
 地球規模の温暖化や水危機、さらには医療革命や高齢化と低出生率による深
刻な少子高齢化・人口減少など、様々な問題が顕在化し、それらへの解決策に
ついて議論が行われています。国内外における取り組みに加えて、地方大学で
も問題解決に向けた活動が進んでいます。このシンポジウムでは、地球環境、
少子高齢化・人口減少、地方創生、再生医療、次世代ワクチン開発といった5
つのテーマに焦点を当てて、地方大学の取り組みや研究成果、最新のトピック
を共有するための講演会を、「地方大学の持続可能な開発目標へのアプローチ」
と題して開催いたします。参加者の皆様と、アカデミアが持つ科学的な知識と
俯瞰的・多面的視座から、持続可能な社会の実現に向けた新たな知見や解決策
を共有し、議論を深めたいと考えています。
【プログラム】
https://www.scj.go.jp/ja/event/2023/351-s-1125.html
【参加費】無料
【申込み】要・事前申込み。以下のURLからお申し込みください。        
https://forms.office.com/r/9CMLRwba84
【問合せ先】
日本学術会議中国・四国地区会議事務局(島根大学研究地方創生部研究推進課)
Tel: 0852-32-9728
E-mail: rsd-chiiki@office.shimane-u.ac.jp

■--------------------------------------------------------------------
【開催案内】公開シンポジウム
 「AI時代における哲学・美学・倫理学・宗教学」
--------------------------------------------------------------------■
【主催】日本学術会議哲学委員会
【共催】日本哲学系諸学会連合、日本宗教研究諸学会連合
【日時】2023年11月25日(土)13:30~17:00
【場所】オンライン
【参加費】 無料
【定員】300人
【事前申込み】要・事前申込み。以下のURLからお申し込みください。  
 https://forms.gle/4jtRSeRc9o1dPK9H6
【開催趣旨】
 ChatGPTをはじめとする人工知能(Artificial Intelligence, AI)技術の急
速な発展が多方面にもたらすであろう影響が、脅威と期待をもって日々語られ
ている。哲学・美学・倫理学・宗教学といった哲学系諸分野は、昨今のAI技術
の急速な発展をどのように受け止めればよいのだろうか。人文学の研究にデジ
タル・テクノロジーを活用する「デジタル・ヒューマニティーズ」が注目を集
めているように、AI技術は哲学系諸分野の研究手法に革新をもたらし、あらた
な知見をもたらすことが期待される。しかし、画像生成AIを例にとれば、新た
な表現を生み出す可能性と同時に、著作権などさまざまな権利を不当に侵害す
ることへの危惧も指摘されている。哲学研究のあり方も、AI技術の発展によっ
て根底から大きく変容を迫られる可能性も否定できない。しかし同時に、哲学
・美学・倫理学・宗教学といった学問は、AI技術が急速に発展するなかでこそ、
その真価を発揮し、AI技術の発展がもたらす意味を理解し把握しようとするも
のでもあるだろう。
 本シンポジウムでは、AI技術の発展が哲学系諸分野にどのような影響をもた
らすのかを、多面的に検討すると同時に、AI技術に対して哲学系諸分野がどの
ようにアプローチできるかについて幅広い視点から議論したい。
【プログラム】
https://www.scj.go.jp/ja/event/2023/344-s-1125.html
【問い合わせ先】
日本宗教研究諸学会連合事務局
メールアドレス: office.jfssr2008@gmail.com
-----------------------------------------------------------------------
***********************************************************************
日本学術会議YouTube チャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCV49_ycWmnfhNV2jgePY4Cw
日本学術会議公式Twitter

***********************************************************************
***********************************************************************
学術情報誌『学術の動向』最新号はこちらから
http://jssf86.org/works1.html
***********************************************************************

日本学術会議ニュース・メール ** No.860(2023/10/20)

2023年11月8日(水)  カテゴリー: お知らせ

======================================================================
    ** 日本学術会議ニュース・メール ** No.860 ** 2023/10/20
======================================================================
1.【御案内】共同主催国際会議の募集について
2.【発表資料/会議動画掲載】国際シンポジウム「持続可能な社会のための
 科学と技術に関する国際会議『壊滅的災害に対してレジリエントで持続可能
 な社会への変革』」
3.【開催案内】 第4回 RISTEX総合知オンラインセミナー
 「学際研究/共創型研究のすすめ」
 ~新興科学技術の研究開発・実装における研究者自治とリーガルデザイン
■--------------------------------------------------------------------
      【御案内】共同主催国際会議の募集について
--------------------------------------------------------------------■
 日本学術会議では昭和28年度以降、学術研究団体が国内で開催する国際会議
のうち、「学問的意義が高く」、「科学的諸問題の解決を促進する」等、特に
重要と認められる国際会議について共同主催を行うことにより、学術研究団体
への支援・協力を行っています。
 この度、令和7年度に開催される国際会議を対象に、【令和5年10月2日
(月)~11月30日(木)まで】共同主催の募集を行います。
 詳細についてはこちらをご覧ください。
  https://www.scj.go.jp/ja/int/kaisai/entry.html
 なお、要件は下記のとおりです。
1)国際学術団体(母体団体)が、国際会議の日本開催を決定したものであること。
2)関係分野に影響を与え学術の振興に寄与するものであること。
3)開催期間中、市民公開講座など会議の成果を一般市民に還元するプログラム
を企画していること。
4)登壇者や発表者等について、その性別に偏りがないよう努められているもの
であること。
5)国外から10ヵ国・50名以上の参加が見込まれること。ただし、新しい学術的
課題や今後の展開が期待される萌芽的な研究領域に係る会議については、この
限りではない。
※5)のただし書きに相当する会議を申請する場合、申請書の「提出資料」欄に
ある「その他の資料」として、以下2点を記載した書類を提出すること(様式
任意)。
・会議の意義(いかなる新しい学術的課題や今後展開が期待される萌芽的な領
域に係るものであるか)
・「国外から10ヵ国・50名以上の参加が見込まれること」を満たさない理由

※本件問い合わせ先:日本学術会議事務局 参事官(国際業務担当)付
国際会議担当 
(TEL:03-3403-5731 Mail:scj.kokusaikaigi.h5j@cao.go.jp

■--------------------------------------------------------------------
【発表資料/会議動画掲載】国際シンポジウム「持続可能な社会のための科学
と技術に関する国際会議『壊滅的災害に対してレジリエントで持続可能な社会
への変革』」
--------------------------------------------------------------------■
 9月7日(木)、8日(金)に開催した「持続可能な社会のための科学と技
術に関する国際会議『壊滅的災害に対してレジリエントで持続可能な社会への
変革』」には、多くの方にご参加いただきました。ありがとうございました。
本会議の登壇者発表資料をHPに、会議動画をYouTubeに掲載しましたので、
ぜひご覧ください。

登壇者発表資料
HP(日):https://www.scj.go.jp/ja/int/kaisai/jizoku2023/ja/index.html
HP(英):https://www.scj.go.jp/ja/int/kaisai/jizoku2023/index.html

会議動画(1日目):https://www.youtube.com/watch?v=gTzw4HDKuwE
会議動画(2日目):https://www.youtube.com/watch?v=mp1f5A45Q28

【主催】日本学術会議(国際委員会 持続可能な社会のための科学と技術に関
する国際会議2023分科会)
【共催】防災減災連携研究会ハブ(JHoP)、防災科学技術研究所(NIED)
【後援】内閣府政策統括官(防災担当)

【開催趣旨】
 国のあり方に大きな変化を与えるような壊滅的災害が生じても、それを乗り
越え、より良く復興できる社会へと変容できる力を社会全体が蓄えることが求
められています。
 本年は関東大震災100周年に当たり、この会議は、震災後100年間に我が国が
経験し学んできたことを、巨大地震、津波、巨大サイクロン等で被災した国や
地域の経験と合わせて振り返り、国際社会と共有し、伝承し、国際協力の糧と
することを目的としています。

■--------------------------------------------------------------------
【開催案内】 第4回 RISTEX総合知オンラインセミナー
「学際研究/共創型研究のすすめ」
~新興科学技術の研究開発・実装における研究者自治とリーガルデザイン
--------------------------------------------------------------------■
 社会の具体的な問題の解決や科学技術の倫理的・法制度的・社会的課題
(ELSI)への対応に資する社会技術の研究開発を推進しているRISTEX(社会
技術研究開発センター)は、学際研究/共創型研究を進めるうえでヒントとな
る情報を発信・共有するための総合知オンラインセミナーを開催しています。
 第4回は、研究者によるボトムアップ型ルールメイキングにフォーカスをあ
て、シティライツ法律事務所 弁護士 水野祐氏をゲストにお迎えし、新興科
学技術の研究開発・実装における研究者自治とリーガルデザインについてご
講演いただきます。
 皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。

<開催概要>
●開催日時: 2023年11月7日(火)16:30~17:30
●開催形式: オンライン(Zoom)
●定員: 300名(無料・先着順)
●対象: (1)学際研究/共創型研究に関心がある研究者
     (2)研究推進に携わるURA、大学・研究機関・民間企業等の職員、
      省庁・助成団体関係者等
●参加申込締切: 2023年11月6日(月)13:00
●詳細・参加申込:
https://www.jst.go.jp/ristex/info/event/20231107_01.html

<本件のお問い合わせ先>
国立研究開発法人 科学技術振興機構(JST)
社会技術研究開発センター(RISTEX)
総合知オンラインセミナー事務局
E-mail: r-info-event@jst.go.jp
-----------------------------------------------------------------------
***********************************************************************
日本学術会議YouTube チャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCV49_ycWmnfhNV2jgePY4Cw
日本学術会議公式Twitter

***********************************************************************
***********************************************************************
学術情報誌『学術の動向』最新号はこちらから
http://jssf86.org/works1.html
***********************************************************************

日本学術会議ニュース・メール ** No.859(2023/9/29)

2023年11月8日(水)  カテゴリー: お知らせ

======================================================================
    ** 日本学術会議ニュース・メール ** No.859 ** 2023/9/29
======================================================================
【開催案内】第3回 RISTEX総合知オンラインセミナー
「学際研究/共創型研究のすすめ」
~なぜ、「共創」はうまくいかないのか?「食」分野エコシステム構築の実践
から
■--------------------------------------------------------------------
【開催案内】第3回 RISTEX総合知オンラインセミナー
「学際研究/共創型研究のすすめ」
~なぜ、「共創」はうまくいかないのか?「食」分野エコシステム構築の実践
から
--------------------------------------------------------------------■
 社会の具体的な問題の解決や科学技術の倫理的・法制度的・社会的課題
(ELSI)への対応に資する社会技術の研究開発を推進しているRISTEX(社会技
術研究開発センター)は、学際研究/共創型研究を進めるうえでヒントとなる
情報を発信・共有するための総合知オンラインセミナーを開催しています。
 第3回は、産業界から岡田 亜希子氏(株式会社シグマクシス)と西川 信太
郎氏(株式会社グローカリンク)の2名をゲストにお迎えし、「食」分野エコ
システム構築の実践を進める立場から共創についてご講演いただきます。
 皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。

<開催概要>
●開催日時: 2023年10月18日(水)17:30~18:40
●開催形式: オンライン(Zoom)
●定員: 300名(無料・先着順)
●対象: (1)学際研究/共創型研究に関心がある研究者
     (2)研究推進に携わるURA、大学・研究機関・民間企業等の職員、
      省庁・助成団体関係者等
●参加申込締切: 2023年10月17日(火)13:00
●詳細・参加申込:
https://www.jst.go.jp/ristex/info/event/20231018_01.html

<本件のお問い合わせ先>
国立研究開発法人 科学技術振興機構(JST)
社会技術研究開発センター(RISTEX)
総合知オンラインセミナー事務局
 E-mail: r-info-event※jst.go.jp (※を@に変更して送信して下さい)
-----------------------------------------------------------------------
***********************************************************************
日本学術会議YouTube チャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCV49_ycWmnfhNV2jgePY4Cw
日本学術会議公式Twitter

***********************************************************************
***********************************************************************
学術情報誌『学術の動向』最新号はこちらから
http://jssf86.org/works1.html
***********************************************************************

日本学術会議ニュース・メール ** No.858(2023/9/15)

2023年11月8日(水)  カテゴリー: お知らせ

======================================================================
    ** 日本学術会議ニュース・メール ** No.858 ** 2023/9/15
======================================================================
1.【開催案内】公開シンポジウム
 「子ども政策の総合化を考える3 保育・幼児教育の公共性」
2.【開催案内】公開シンポジウム
 「災禍の時代の社会学」
3.【開催案内】公開シンポジウム
 「歴史教育シンポジウム(「歴史総合」をめぐって(7))-
 「歴史総合」の授業と教員養成を検討する」
■--------------------------------------------------------------------
【開催案内】公開シンポジウム
「子ども政策の総合化を考える3 保育・幼児教育の公共性」
--------------------------------------------------------------------■
【主催】日本学術会議心理学・教育学委員会乳幼児発達・保育分科会、
日本学術会議心理学・教育学委員会排除包摂と教育分科会
【共催】東京大学大学院教育学研究科附属発達保育実践政策学センター、
広島大学大学院人間社会科学研究科附属幼年教育研究施設、
お茶の水女子大学人間発達教育科学研究所、日本保育学会、日本教育学会、
教育関連学会連絡協議会
【日時】2023年9月24日(日)16:00~19:00
【場所】オンライン
【参加費】 無料
【定員】1,000人
【事前申込み】要 

発達保育実践政策学センター(CEDEP)公開シンポジウム「子ども政策の総合化を考えるⅢ 保育幼児教育の公共性」


【開催趣旨】
 「こどもまんなか」をスローガンとして子ども政策の総合化が打ち出され、
2023年4月1日、こども基本法が施行されるとともに、こども家庭庁が発足し
た。心理学・教育学委員会の2分科会では、その動向に即して重要な課題を提
示するために、「子ども政策の総合化を考える」とのテーマのもとで、合同で
一連のシンポジウムを行ってきた。初回は主にケアの視点から「横の連携」の
重要性を打ち出し、第二回は主に教育の観点から「探究」を軸に「縦の接続」
を構築する必要性を示した。
 第三回の今回は、「保育・幼児教育の公共性」をテーマとする。こども家庭
庁において現在打ち出されている施策は、現在、保育・幼児教育の施設や制度
を充実させるよりも、個々の子どもや個々の家庭の子育てを支援する方向へと
向かっている。ここで見過ごされがちなのは、保育・幼児教育施設が持つ公共
的な性格である。このシンポジウムでは、個々の子どもの学びと育ちを支える
というだけでなく、文化と価値を継承・創造し、社会を変容させる駆動力とな
る保育・幼児教育の可能性を考える。
【プログラム】
https://www.scj.go.jp/ja/event/2023/348-s-0924-2.html
【問い合わせ先】
東京大学大学院教育学研究科附属発達保育実践政策学センター
メールアドレス: cedep@p.u-tokyo.ac.jp

■--------------------------------------------------------------------
【開催案内】公開シンポジウム
 「災禍の時代の社会学」
--------------------------------------------------------------------■
【主催】日本学術会議社会学委員会、社会学委員会社会理論分科会
【共催】日本社会学会
【日時】令和5年(2023年)10月9日(月・祝) 14:00~17:00
【場所】立正大学品川キャンパス9号館9B21教室(東京都品川区大崎4-2-16)
【参加費】 無料
【定員】150人
【事前申込み】不要 
【開催趣旨】
 2019年末に始まった新型コロナウイルス感染症の感染拡大は、あっという間
に世界を覆い、パンデミック化した。それから4年近くも経った現在も、完全
に終息したとは言い難い。パンデミックは社会のさまざまな面に影響を及ぼし
た。とくに、経済活動の停滞は、雇用状況に大きく影響し、社会的格差の問題
が大きく浮上した。また、パンデミックは、社会的孤立や孤独感にも影響を及
ぼし、自殺の増加も報じられた。これらの問題の深刻さは各国政府によっても
強く認識されてきたところである。
 だが、コロナ・パンデミックによって顕著に現れた諸問題は、パンデミック
によって突然現れたものではなく、それ以前から問題の素地は存在していたも
のの、十分に解決されてこなかった諸問題であるといえる。本シンポジウムで
は、「自殺」、「教育」、「ケア」という具体的なトピックを題材としてこの
点を検討する。
 また、これらの問題は、現代社会の基盤をなす「民主主義」や「市民社会」
の根幹に関わるものでもある。コロナ・パンデミックに引き続いて生じたロシ
アによるウクライナ侵攻は、これまでも営々と議論されてきた「民主主義」に
ついてさらに考えていくことの重要性を示してもいる。本シンポジウムでは、
「新しい介入主義」「民主主義の二つの形」「〈共〉の社会理論」という視点
から社会学の視角を活かした形で市民社会と民主主義の問題について論じる。
最後に全体討論を行い、個々の報告内容をふまえた上で現代社会が抱える問題
の解決の道筋を探るとともに、孤立を超えて連帯するこれからの社会を、多く
の参加者とともに展望できればと考えている。
【プログラム】
https://www.scj.go.jp/ja/event/2023/351-s-1009.html
【問い合わせ先】
日本学術会議社会学委員会社会理論分科会幹事
 メールアドレス: sarita@iss.u-tokyo.ac.jp

■--------------------------------------------------------------------
【開催案内】公開シンポジウム
「歴史教育シンポジウム(「歴史総合」をめぐって(7))-
「歴史総合」の授業と教員養成を検討する」
--------------------------------------------------------------------■
【主催】日本学術会議史学委員会、史学委員会中高大歴史教育に関する分科会
【共催】日本歴史学協会
【日時】令和5年(2023)10月28日(土)13:00~17:00
【場所】一橋大学(東キャンパス)東2号館2201教室(東京都国立市中2-1)
及びオンライン配信(ハイブリッド開催)
【参加費】 無料
【定員】対面200名、オンライン300名
【事前申込み】要 
https://forms.gle/8vs9jYDD6UsYBjjm6
【開催趣旨】
 このシンポジウムでは「歴史総合」についてすでに6回検討してきた。歴史
総合は2022年4月から授業が始まり1年以上が経過した。授業構想ではなく実
際に授業を実施して、歴史教育の新しい側面の発見や逆に授業の困難も幾つか
報告されている。今回は歴史総合が必履修科目である点に注目して企画した。
歴史総合が学校教育で最後の歴史の授業になるかも知れない生徒に授業を行っ
ている教員などに報告を依頼してみた。また、歴史総合や探求科目は、新しい
試みであるために多くの現職教員は大学でその訓練を受けていない。これから
教員になる大学生にどのような歴史教育を行っていくかを考えてみる必要があ
るだろう。3つの報告は、歴史教育の今後を考える貴重な素材を提供すると期
待している。
【プログラム】
https://www.scj.go.jp/ja/event/2023/348-s-1028.html
【問い合わせ先】
若尾政希
メールアドレス: wakao.masaki@r.hit-u.ac.jp
-----------------------------------------------------------------------
***********************************************************************
日本学術会議YouTube チャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCV49_ycWmnfhNV2jgePY4Cw
日本学術会議公式Twitter

***********************************************************************
***********************************************************************
学術情報誌『学術の動向』最新号はこちらから
http://jssf86.org/works1.html
***********************************************************************

日本学術会議ニュース・メール ** No.857(2023/9/8)

2023年11月8日(水)  カテゴリー: お知らせ

======================================================================
    ** 日本学術会議ニュース・メール ** No.857 ** 2023/9/8
======================================================================
1.【開催案内】公開シンポジウム
 「パンデミックと経営ー危機にどう備えるかー」
2.【開催案内】公開シンポジウム
 「総合知における人文・社会科学の役割と評価」
3.【開催案内】第2回 RISTEX総合知オンラインセミナー
 「学際研究/共創型研究のすすめ」~人文・社会科学系の産学連携は何をやっ
  ているのか ―ELSI共創のポテンシャル
■--------------------------------------------------------------------
【開催案内】公開シンポジウム
 「パンデミックと経営ー危機にどう備えるかー」
--------------------------------------------------------------------■
【主催】日本学術会議経営学委員会新型コロナ感染症による経営実践・経営学
・経営学教育への影響を検討する分科会
【共催】経営関連学会協議会
【日時】9月18日(月・祝) 13:30~16:50
【場所】日本学術会議講堂(ZOOMウェビナーによるオンライン配信あり)
【参加費】無料
【定員】200人(対面参加について)
【事前申込み】要 
https://forms.gle/QYyVyygUY8ZkWe466
【開催趣旨】
 自然災害や戦争などの危機と常に隣り合わせの時代にあって、経営の視点か
ら私たちは新型コロナウイルス感染症のパンデミックの経験から何を学べるの
でしょうか。コロナ禍で特に厳しい経営の舵取りを求められた航空業界から片
野坂真哉氏と、大学から経営学領域での指揮を執られた南知惠子氏を招き、コ
ロナ禍の経営実践、経営学、経営学教育への影響を調査した日本学術会議の分
科会メンバーとともに、経験からの学びについて考えてみたいと思います。
【プログラム】https://www.scj.go.jp/ja/event/2023/340-s-0918.html
【問い合わせ先】
公開シンポジウム「パンデミックと経営ー危機にどう備えるかー」事務局
メールアドレス: businesspandemic2023(a)gmail.com
※(a)を@にしてお送りください。

■--------------------------------------------------------------------
【開催案内】公開シンポジウム
 「総合知における人文・社会科学の役割と評価」
--------------------------------------------------------------------■
【主催】日本学術会議第一部人文・社会科学の役割とその振興に関する分科会、
第一部人文・社会科学基礎データ分科会
【共催】中部大学創造的リベラルアーツセンター
【日時】令和5年9月23日(土)13:00~16:00
【場所】オンライン
【参加費】 無料
【定員】500人
【事前申込み】要 (締切:9月17日(日))
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSf5q_giHD2pfADD0XlqoZbORQhC6udkeVcyB1JNN_LRLNxRUA/viewform
【開催趣旨】
 2021年4月に施行された「科学技術・イノベーション基本法」において人文・
社会科学が同法の対象とする科学技術の中に含まれることになった。そして同
法とそれを受けて制定された「科学技術・イノベーション基本計画」では、人
文・社会科学の「知」と自然科学の「知」の融合による「総合知」に注目され
るようになった。このことを受けて日本学術会議でも人文・社会科学の振興と
総合知における役割・評価について議論を重ねてきた。本公開シンポジウムで
は、総合知において人文・社会科学が果たしている、また果たすべき役割は何
か、また、その役割遂行をどのように評価するのか、といった問題について参
加者とともに考えたい。
【プログラム】https://www.scj.go.jp/ja/event/2023/348-s-0923-3.html
【問い合わせ先】
佐藤嘉倫研究室
メールアドレス: sato.yoshimichi@kuas.ac.jp

■--------------------------------------------------------------------
【開催案内】第2回 RISTEX総合知オンラインセミナー
 「学際研究/共創型研究のすすめ」~人文・社会科学系の産学連携は何をやっ
  ているのか ―ELSI共創のポテンシャル
--------------------------------------------------------------------■
 社会の具体的な問題の解決や科学技術の倫理的・法制度的・社会的課題(EL
SI)への対応に資する社会技術の研究開発を推進しているRISTEX(社会技術研
究開発センター)は、学際研究/共創型研究を進めるうえでヒントとなる情報を
発信・共有するための総合知オンラインセミナーを開催しています。
 第2回は、「人文・社会科学系の産学連携」にフォーカスをあて、大阪大学社
会技術共創研究センター長 岸本充生氏をゲストにお迎えし、「人文・社会科学
系アカデミアと産業界によるELSI共創のポテンシャル」についてご講演いただ
きます。皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。

<開催概要>
●開催日時: 2023年9月13日(水)16:00~17:00
●開催形式: オンライン(Zoom)
●定員: 200名(無料・先着順)
●対象: (1)学際研究/共創型研究に関心がある研究者
     (2)研究推進に携わるURA、大学・研究機関・民間企業等の職員、
省庁・助成団体関係者等
●参加申込締切: 2023年9月12日(火)13:00
●詳細・参加申込:
https://www.jst.go.jp/ristex/info/event/20230913_01.html

<本件のお問い合わせ先>
国立研究開発法人 科学技術振興機構(JST)
社会技術研究開発センター(RISTEX)
総合知オンラインセミナー事務局
E-mail: r-info-event※jst.go.jp (※を@に変更して送信して下さい)
-----------------------------------------------------------------------
***********************************************************************
日本学術会議YouTube チャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCV49_ycWmnfhNV2jgePY4Cw
日本学術会議公式Twitter

***********************************************************************
***********************************************************************
学術情報誌『学術の動向』最新号はこちらから
http://jssf86.org/works1.html
***********************************************************************

日本学術会議ニュース・メール ** No.856(2023/9/1)

2023年11月8日(水)  カテゴリー: お知らせ

======================================================================
    ** 日本学術会議ニュース・メール ** No.856 ** 2023/9/1
======================================================================
1.【開催案内】国際シンポジウム「持続可能な社会のための科学と技術に関す
 る国際会議『壊滅的災害に対してレジリエントで持続可能な社会への変革』」
2.【開催案内】近畿地区会議学術講演会 「女性の活躍から未来を考える」
3.【開催案内】公開シンポジウム「サステナブル経営の実現をめざして」
■--------------------------------------------------------------------
【開催案内】国際シンポジウム「持続可能な社会のための科学と技術に関する
 国際会議『壊滅的災害に対してレジリエントで持続可能な社会への変革』」
--------------------------------------------------------------------■
 9月7日(木)、8日(金)に「持続可能な社会のための科学と技術に関する
国際会議『壊滅的災害に対してレジリエントで持続可能な社会への変革』」を
開催します。当日はZOOMウェビナー上で質問も可能ですので、ぜひご登録の上、
ご視聴ください。また、皆様のネットワークを通じて情報共有していただけま
すと幸いです。会議の詳細や当日のプログラム、登壇者の最新情報は、下記の
HPをご覧ください。
(日)https://www.scj.go.jp/ja/int/kaisai/jizoku2023/ja/index.html
(英)https://www.scj.go.jp/ja/int/kaisai/jizoku2023/index.html
◆参加登録はこちらから(要登録、視聴無料、定員500名)
https://us06web.zoom.us/webinar/register/WN_6VkPzvKqTWmt1OwpoXciGg#/registration

【日時】2023年9月7日(木)10:00-16:40
    2023年9月8日(金) 9:30-17:05
    ※共に日本時間

【主催】日本学術会議(国際委員会 持続可能な社会のための科学と技術に関
する国際会議2023分科会)
【共催】防災減災連携研究会ハブ(JHoP)、防災科学技術研究所(NIED)
【後援】内閣府政策統括官(防災担当)

【開催趣旨】
 国のあり方に大きな変化を与えるような壊滅的災害が生じても、それを乗り
越え、より良く復興できる社会へと変容できる力を社会全体が蓄えることが求
められています。
 本年は関東大震災100周年に当たり、この会議は、震災後100年間に我が国が
経験し学んできたことを、巨大地震、津波、巨大サイクロン等で被災した国や
地域の経験と合わせて振り返り、国際社会と共有し、伝承し、国際協力の糧と
することを目的としています。

【使用言語】英語(日英同時通訳あり)

※本件問合せ先
持続可能な社会のための科学と技術に関する国際会議2023運営事務局
(株式会社プライムインターナショナル内)
E-mail:icsts2023@pco-prime.com 
営業日・営業時間(月)~(金)10:00-17:00 ※土・日・祝日はお休み

■--------------------------------------------------------------------
 【開催案内】近畿地区会議学術講演会「女性の活躍から未来を考える」
--------------------------------------------------------------------■
【日時】2023年9月9日(土)13:00~17:00
【場所】京都大学国際科学イノベーション棟 シンポジウムホール
(オンライン併用開催)
【主催】日本学術会議近畿地区会議、京都大学

【開催趣旨】
 近年、ジェンダーの多様性と平等への関心が日本でも急速に高まっています。
日本学術会議はこれに先がけて、女性構成員の割合を高め、また関連するさま
ざまな問題への取組を続けてきました。私たちの目指す未来社会は、単に人を
男女に二分して女性を登用するといったものではなく、多様な個性を輝かせる
基盤を持つ社会です。それへの足がかりの一つとして、本シンポジウムは、女
性の活躍の歴史、最先端の女性研究者の現場、そしてジェンダーに関する最新
の議論状況の紹介を企画しました。若い世代の方々の進路選択にも役立つこと
と存じます。オンラインでもご視聴になれますので、どの地域におられる方も、
積極的なご参加をお願いします。

【プログラム】
https://www.scj.go.jp/ja/event/2023/346-s-0909.html
【参加費】無料
【申込み】要・事前申込み。以下のURLからお申し込みください。        
https://forms.gle/wzmh6zKebAiA94yx8
締切り:9月6日(水)
【問合せ先】
日本学術会議近畿地区会議事務局(京都大学研究推進部研究推進課内) 
E-mail:scj-kinki@mail2.adm.kyoto-u.ac.jp

■--------------------------------------------------------------------
 【開催案内】公開シンポジウム「サステナブル経営の実現をめざして」
--------------------------------------------------------------------■
【主催】日本学術会議経営学委員会「SDGsと経営実践・経営学・経営学教育を
検討する分科会」
【共催】経営関連学会協議会
【日時】2023年9月24日(日) 13:30~16:30
【場所】筑波大学東京キャンパス134講義室(対面とオンライン配信によるハ
イブリッド開催)
【参加費】 無料
【定員】対面参加:100人 オンライン参加:200人
【事前申込み】要
以下の申込フォームより、9月22日までに申し込みをしてください.
https://forms.gle/vyy51vugekP5RiQv7

【開催趣旨】
 2015年にSDGsが国連で採択されて以来、企業や組織は経済的価値だけでなく、
倫理や人間の心理的充足を内包した社会的価値を基盤に置いた経営が求められ
ています。本シンポジウムでは、市場対応、企業価値の評価、人的資源管理・
人材開発において、SDGsの理念に基づいたサステナブル経営を実行する上での
課題や必要な対応、推進のための産学連携のあり方等について議論します。

【プログラム】https://www.scj.go.jp/ja/event/2023/348-s-0924.html
【問合せ先】
西谷公孝(神戸大学)
 メールアドレス: sustmanasympo2023@gmail.com
-----------------------------------------------------------------------
***********************************************************************
日本学術会議YouTube チャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCV49_ycWmnfhNV2jgePY4Cw
日本学術会議公式Twitter

***********************************************************************
***********************************************************************
学術情報誌『学術の動向』最新号はこちらから
http://jssf86.org/works1.html
***********************************************************************

日本学術会議ニュース・メール ** No.855(2023/8/25)

2023年11月8日(水)  カテゴリー: お知らせ

======================================================================
    ** 日本学術会議ニュース・メール ** No.855 ** 2023/8/25
======================================================================
1.【開催案内】東北地区会議学術講演会
 「資源をめぐる新しい情勢および鉱山開発地域との対話」
2.【開催案内】日本学術会議主催学術フォーラム
 「自動運転の社会実装と次世代モビリティによる社会デザイン」
3.【開催案内】日本学術会議主催学術フォーラム
 「デジタルデータ・社会調査データの公共的な利活用に向けて」
■--------------------------------------------------------------------
【開催案内】東北地区会議学術講演会
 「資源をめぐる新しい情勢および鉱山開発地域との対話」
--------------------------------------------------------------------■
【日時】2023年9月2日(土)13:30~16:40
【開催方法】オンライン開催
【主催】日本学術会議東北地区会議
【共催】東北大学
【開催趣旨】
 資源をめぐる世界の情勢は、金属・エネルギー資源の確保といった問題から、
現在のカーボンニュートラル社会の実現やロシアのウクライナ侵攻といった多
様な世界的な情勢の変化を受けて、新しい局面を迎えつつあります。一方で、
鉱山開発による地域住民への影響あるいは労働者との社会的な関連にも配慮し
た資源開発がますます望まれるようになってきています。本講演会では、最近
の資源の問題の変化と最新の情報に加えて、鉱山開発の社会的な側面をそれぞ
れの専門家から発信し、今後の持続可能な資源利用についてどのような方向性
と課題があるかを、参加者とともに考えていきます。

【プログラム】
https://www.scj.go.jp/ja/event/2023/342-s-0902.html
【参加費】無料
【申込み】要・事前申込み(締切 8/27)。以下のURLからお申し込みください。        
https://forms.gle/X624SPdUeT94JZiE8
【問合せ先】
日本学術会議東北地区会議事務局(東北大学研究推進課) 
電話:022-217-4840
Email:kenkyo*grp.tohoku.ac.jp (*を@に置き換えてください)

■--------------------------------------------------------------------
【開催案内】日本学術会議主催学術フォーラム
 「自動運転の社会実装と次世代モビリティによる社会デザイン」
--------------------------------------------------------------------■
【日時】2023年9月16日(土)13:00~16:50
【場所】日本学術会議講堂(オンライン配信)
【主催】日本学術会議
【開催趣旨】
 自動運転の社会実装と次世代モビリティによる社会デザイン検討委員会では、
見解「自動運転における倫理・法律・社会的課題」とそれを踏まえた提言「自
動運転の社会実装と次世代モビリティによる社会デザイン」を発出する予定で
す。
 その骨子は、自動運転の社会実装にかかわるELSI、自動運転を含む次世代モ
ビリティによる人口縮小社会のグランドデザインの在り方及び技術的発展を見
据えた持続可能なモビリティを実現するための方策です。
 本フォーラムでは、見解と提言を基に、人文・社会科学、生命科学、理学・
工学にわたる幅広い分野から専門家および実務者を招き、総合的な観点から、
将来のモビリティ社会のあるべき姿と、そのためにすべきことについて議論を
深めます。

【プログラム】
https://www.scj.go.jp/ja/event/2023/340-s-0916.html
【参加費】無料
【申込み】要・事前申込み。以下のURLからお申し込みください。        
https://form.cao.go.jp/scj/opinion-0186.html
【問合せ先】
 日本学術会議事務局企画課学術フォーラム担当 電話:03-3403-6295

■--------------------------------------------------------------------
【開催案内】日本学術会議主催学術フォーラム
 「デジタルデータ・社会調査データの公共的な利活用に向けて」
--------------------------------------------------------------------■
【日時】2023年 9月24日(土)13:00~16:00
【開催方法】オンライン開催
【主催】日本学術会議
【開催趣旨】
 現代において人文・社会科学が扱うデータに大きな変化が起こっています。
人文科学ではデジタルヒューマニティーズの興隆、社会科学においてはWeb調
査の台頭、公的データの利用可能性の向上、いわゆるビッグデータを用いた計
算社会科学の興隆などがあります。
 個々の領域で起こっているこれらの変化は公共的な利活用を推進するチャン
スでもあります。
 本フォーラムでは、様々な分野で新しいタイプのデータを利活用している研
究者を演者として招き、相互の交流を通じて公共的な利活用の可能性を探求し
ます。

【プログラム】
https://www.scj.go.jp/ja/event/2023/340-s-0924.html
【参加費】無料
【申込み】要・事前申込み。以下のURLからお申し込みください。        
https://form.cao.go.jp/scj/opinion-0067.html
【問合せ先】
 日本学術会議事務局企画課学術フォーラム担当 電話:03-3403-6295
-----------------------------------------------------------------------
***********************************************************************
日本学術会議YouTube チャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCV49_ycWmnfhNV2jgePY4Cw
日本学術会議公式Twitter

***********************************************************************
***********************************************************************
学術情報誌『学術の動向』最新号はこちらから
http://jssf86.org/works1.html
***********************************************************************

日本学術会議ニュース・メール ** No.854(2023/8/18)

2023年11月8日(水)  カテゴリー: お知らせ

======================================================================
    ** 日本学術会議ニュース・メール ** No.854 ** 2023/8/18
======================================================================
■--------------------------------------------------------------------
【開催案内】国際シンポジウム「持続可能な社会のための科学と技術に関する
 国際会議『壊滅的災害に対してレジリエントで持続可能な社会への変革』」
--------------------------------------------------------------------■
 9月7日(木)、8日(金)に「持続可能な社会のための科学と技術に関する
国際会議『壊滅的災害に対してレジリエントで持続可能な社会への変革』」を
開催します。当日はZOOMウェビナー上で質問も可能ですので、ぜひご登録の上、
ご視聴ください。皆様のネットワークを通じて情報共有していただけますと幸
いです。
(日)https://www.scj.go.jp/ja/int/kaisai/jizoku2023/ja/index.html
(英)https://www.scj.go.jp/ja/int/kaisai/jizoku2023/index.html
◆参加登録はこちらから(要登録、視聴無料、定員500名)
https://us06web.zoom.us/webinar/register/WN_6VkPzvKqTWmt1OwpoXciGg#/registration

【日時】2023年9月7日(木)10:00-16:40
    2023年9月8日(金) 9:30-17:05
    ※共に日本時間

【主催】日本学術会議(国際委員会 持続可能な社会のための科学と技術に関
する国際会議2023分科会)
【共催】防災減災連携研究会ハブ(JHoP)、防災科学技術研究所(NIED)

【開催趣旨】
 国のあり方に大きな変化を与えるような壊滅的災害が生じても、それを乗り
越え、より良く復興できる社会へと変容できる力を社会全体が蓄えることが求
められています。
 本年は関東大震災100周年に当たり、この会議は、震災後100年間に我が国が
経験し学んできたことを、巨大地震、津波、巨大サイクロン等で被災した国や
地域の経験と合わせて振り返り、国際社会と共有し、伝承し、国際協力の糧と
することを目的としています。

【使用言語】英語(日英同時通訳あり)

※本件問い合わせ先
持続可能な社会のための科学と技術に関する国際会議2023運営事務局
(株式会社プライムインターナショナル内)
E-mail:icsts2023@pco-prime.com 
営業日・営業時間(月)~(金)10:00-17:00 ※土・日・祝日はお休み
-----------------------------------------------------------------------
***********************************************************************
日本学術会議YouTube チャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCV49_ycWmnfhNV2jgePY4Cw
日本学術会議公式Twitter

***********************************************************************
***********************************************************************
学術情報誌『学術の動向』最新号はこちらから
http://jssf86.org/works1.html
***********************************************************************

日本学術会議ニュース・メール ** No.853(2023/8/10)

2023年11月8日(水)  カテゴリー: お知らせ

======================================================================
   ** 日本学術会議ニュース・メール ** No.853 ** 2023/8/10
======================================================================
1.【開催案内】共同主催国際会議
 「第35回国際電波科学連合総会」
2.【開催案内】共同主催国際会議
 「第10回国際産業数理・応用数理会議(ICIAM 2023)」
■--------------------------------------------------------------------
【開催案内】共同主催国際会議
 「第35回国際電波科学連合総会」
--------------------------------------------------------------------■
 会 期:令和5年8月19日(土)~8月27日(日)[9日間]
 場 所:札幌コンベンションセンター(北海道札幌市)

 日本学術会議と一般社団法人電子情報通信学会及び国際電波科学連合が共同
主催する「第35回国際電波科学連合総会」が、8月19日より、札幌コンベン
ションセンターで開催されます。
 当国際会議では、「持続可能な社会を目指す電波科学が拓く未来:札幌から
世界への最先端の研究成果の発信」をメインテーマに、電磁波計測、電磁波、
無線通信システム信号処理、エレクトロニクス・フォトニクス、プラズマ波動、
電波天文学等を主要題目として、研究発表と討論が行われることとなっており、
その成果は、電波科学の発展に大きく資するものと期待されます。また、本会
議には60ヵ国・地域から約1,200名の参加が見込まれています。
 また、一般市民を対象とした市民公開講座として、8月24日(木)に「持続
可能な社会を目指した電波科学が拓く未来」が開催されます。関係者の皆様に
周知いただくとともに、是非、御参加いただきますようお願いいたします。

第35回国際電波科学連合総会 市民公開講座
「持続可能な社会を目指した電波科学が拓く未来」
 日 時:令和5年8月24日(木)18:00~20:15
 会 場:札幌コンベンションセンター 中ホール
 参加費:無料

※内容等の詳細は以下のホームページをご参照ください。
○国際会議公式ホームページ(https://www.ursi-gass2023.jp/)
○市民公開講座(https://www.ursi.jp/japanese.html)

【問合せ先】
URSI GASS 2023 市民公開講座および体験型イベント実行委員会
E-mail:URSIGASS2023.event(a)gmail.com ※(a)を@にしてお送りください。

■--------------------------------------------------------------------
【開催案内】共同主催国際会議
 「第10回国際産業数理・応用数理会議(ICIAM 2023)」
--------------------------------------------------------------------■
 会 期:令和5年8月20日(日)~8月25日(金)[6日間]
 場 所:早稲田大学早稲田キャンパス(東京都新宿区)

 日本学術会議と日本応用数理学会及び日本数学会が共同主催する「第10回
国際産業数理・応用数理会議(ICIAM 2023)」が、8月20日(日)より、早
稲田大学早稲田キャンパスで開催されます。

 当国際会議は、「人類の持続的発展を支える産業数理・応用数理」をメイン
テーマに、「科学技術計算と数値計算」、「精度保証付き数値計算」、「行列
と固有値問題の解法とその応用」、「有限要素法の数理とその応用」、「カオ
スとその応用」、「可積分系とその応用」、「機械学習とAI」、「産業におけ
る応用数理」、「医学に関わる数理」、「生物生命に関わる数理」等を主要題
目として、研究発表と討論が行われます。また、本会議には 86 ヵ国・地域か
ら約 5000 名の参加(オンライン参加を含む)が見込まれています。

 また、8月20日(日)に「絵から飛び出した不可能立体の世界」、8月23
日(水)に「折り紙の可能性:芸術、数学、そして工学への応用」などをテー
マに一般市民を対象とした市民講演会が開催されることとなっております。関
係者の皆様に周知いただくとともに、是非、ご参加いただきますようお願いい
たします。

第10回国際産業数理・応用数理会議 市民講演会
日 時:[1] 令和5年8月20日(日)13:20~16:30  
    [2] 令和5年8月23日(水)13:20~15:00
会 場:早稲田大学 国際会議場(〒169-0051 東京都新宿区西早稲田1丁目20-14)
参加費:無料

※内容等の詳細は以下のホームページをご参照ください。
○国際会議公式ホームページ(https://iciam2023.org/)
○市民公開講座(https://iciam2023.org/public_lecture_ja)

【問合せ先】ICIAM 2023 実行委員会 (contact@iciam2023.org)

-----------------------------------------------------------------------
***********************************************************************
日本学術会議YouTube チャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCV49_ycWmnfhNV2jgePY4Cw
日本学術会議公式Twitter

***********************************************************************
***********************************************************************
学術情報誌『学術の動向』最新号はこちらから
http://jssf86.org/works1.html
***********************************************************************

2023年度第2回研究会(若手活性化委員会開催)

2023年8月26日(土)  カテゴリー: 研究会・支部
開催案内日程とプログラム論 文
テーマ次世代の科学教育研究
主 催一般社団法人 日本科学教育学会
日 時2023年12月9日(土) 12:30~18:00(予定)
会 場 対面開催(一部オンライン)
九州大学 伊都キャンパス 椎木講堂 1F 大会議室
〒819-0385 福岡県福岡市西区元岡744
伊都キャンパスへのアクセス
伊都キャンパスマップ
アクセス:地下鉄で「九大学研都市」駅まで来ていただければ、会場まで案内係を各所に設置予定です。
→博多駅、福岡空港から地下鉄で一本、30-40分ほどで九大学研都市駅に着けます。そこからバスで15分ほどで九州大学に到着です。
*初めて来られる方も多いと思いますが、当日はボランティアの方を各所に配置予定ですので、ご安心ください。
対 象会員,教員,学生,社会人
参 加 発表の有無にかかわらず参加できます。会員でない方もご参加いただけます。
参加費は無料です。
参加申し込みは当日でもOKです(対面/オンラインともに)。
ただし,情報交換(9日夜)への参加を希望される場合は,11/9(木)までにお申し込みください(お店におおまかな人数を伝える必要があるため例年より早めの設定としています。これ以降も受付可能の予定です)。
発表申込・論文提出締切 発表は,単名または連名発表者に1名以上の会員を含むことが条件となります。発表申込み時に「入会申込み」が完了していれば,会員として扱うこととします。
発表申込締切は, 2023年10月30日(月)です。
申込み先 発表形式:
①当日のポスター発表について

  • 今年度は全てポスター発表の形式です(サイズはA0またはA1で縦表示)。
  • 運営の都合上、会場のポスター発表の様子をオンラインで配信することは致しません。

②事前動画の提出について

  • 全発表者は、発表動画(10~15分程度)を提出してください。
  • オンデマンド発表の場合、発表動画の公開、発表予稿の提出をもって本研究会での発表とみなします。当日会場での発表はありません。
  • 動画は、下図の通り、研究会の前後の期間に、参加者限定で公開します。これは今年度の試験的な導入になります。
  • 当該動画の公開後、参加者からのコメントに対するオンライン上でのディスカッションが可能です。
  • なお、オンデマンド発表を申し込まれた方も、当日急遽会場に来て研究会にご参加いただくことは可能です(掲示スペースの都合上、発表はできません)。

申し込み・要項等:

  • 発表・参加申込〈URL: https://forms.gle/7SXRet5aVaUme2WV9〉(発表申し込み締切:2023年10月30日(月)※参加のみの場合は当日参加も可。情報交換会の〆切は12月2日です
  • 原稿投稿料の支払いと原稿の提出締切〈URL: https://jsse-kenkyukai-form.jp/〉(締切:2023年11月20日(月))
     
  • 発表動画の提出用フォーム
  • オンデマンド開場中(12/2~)。参加申し込み後、オンデマンド会場への参加方法についてご案内します。

要項・テンプレート:

  • 研究会研究報告の原稿執筆要項〈URL: https://jsse.jp/1-3/115-2
  • 研究会研究報告の原稿テンプレート〈URL: https://jsse.jp/1-3/125-2
  • 提出していただいた原稿は、そのままJ-Stage(「科学技術情報発信・流通総合システム」)に掲載いたします。誤字や脱字等のミスがないよう、くれぐれもご注意ください。
    投稿前に必ずチェックリストで執筆要項に沿っているかご確認ください。

FAQ・問い合わせ:

注意事項:

  • 今年度は例年のマッドネスの作成は不要です(発表動画を提出していただくため)。
  • いただいた質問は、内容に問題のない場合には上記のリンク先にて匿名でFAQとして共有予定です。
  • 投稿完了メールは<info(atmark)jsse-kenkyukai-form.jp>より自動送信されます。このアドレスからのメールを受信できるように,あらかじめフィルタ設定等をご確認ください。アドレスの(atmark)の部分は@です。
  • 原稿提出が指定の期日に遅れますと、投稿できなくなり、自動的に取り消しとなります。
  • 原稿投稿料が指定の期日に遅れますと、発表できませんので、ご注意ください。
発表者の発表申込締切は, 2023年10月30日(月)です。情報交換会締め切りは11月9日です。原稿・投稿料の締め切りは11月20日です。ポスター発表は12月9日に行います。オンデマンド発表の動画公開終了日は2024年1月10日です。参加者の情報交換会締め切りは2023年11月9日です。参加申込締め切りは12月9日です。

本研究会の開催までのフロー

企画企画セッション(おきあがり先生~私が伝えられるヒント~)
概要:研究人生は「七転び八起き」です。本企画では,登壇者の先生方からそれぞれ転んで起き上がった経験を提供していただき,それぞれのライフステージで遭遇する困難とその乗り越えた経験を共有します。
情報交換会 12月9日(土)の夜(18:30-20:30)に情報交換会を計画しています。奮ってご参加ください。
※今年度は、前日夜ではなく、当日夜を予定しております。
※社会状況等により変更や中止になる可能性があります。
表彰 当日の発表の中から,優秀な研究発表に対して「ベストプレゼンテーション賞」を授与します。本研究会の研究発表におけるベストプレゼンテーション賞の受賞者は,下記の条件(1),(2),(3)を満たすものとします。

(1)本研究会における研究発表の登壇者であること。
(2)正会員または学生会員であること。ただし,非会員が受賞候補となった場合には,本学会への入会の意思を確認し,入会の意思が示された場合には受賞者とする。
(3)以下の(a),(b),(c)のいずれかを満たしていること。

(a)研究発表日時点で,39歳以下である。
(b)研究発表日時点で,修士課程,博士課程,専門職学位課程のいずれかに在学している。
(c)研究発表日時点で,博士の学位取得後8年未満(※)である。

(※)研究発表日までに博士の学位を取得見込みの者及び博士の学位を取得後に取得した産前・産後の休暇,育児休業の期間を除くと博士の学位取得後8年未満となることを含む。

多数の方々のご参加をお待ちしております。

日本科学教育学会 若手活性化委員会委員長 山本輝太郎(金沢星稜大学)

◎ 日程とプログラム

こちらから日程とプログラムをダウンロードしてください。(11/29更新)

◎ 論 文 

論文は研究会開催の2日前に,J-STAGE に公開されます。第2回研究会は,第38巻,第2号です。