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** 日本学術会議ニュース・メール ** No.777* 2021/12/3
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1.【開催案内】 日本学術会議主催学術フォーラム
「我が国の学術政策と研究力に関する学術フォーラム
―我が国の研究力の現状とその要因を探る―」
2.【開催案内】公開ワークショップ
「Future Earth 持続可能な社会の創り手を育てる学び~海の学び、ESD/
SDGsの学びを豊かに~」
3.【開催案内】サイエンスカフェ in 福島「リケ女と科学を語ろう」
4.【開催案内】サイエンスカフェ in 東京「お米で糖尿病予防!?」
5.【開催案内】サイエンスカフェ in 福岡
「乳酸菌が作る抗菌物質・バクテリオシン ~食べるだけではもったいな
い乳酸菌の力~」
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【開催案内】日本学術会議主催学術フォーラム
「我が国の学術政策と研究力に関する学術フォーラム
―我が国の研究力の現状とその要因を探る―」
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【日時】 2021年12月11日(土)10:00~17:45
【開催地】オンライン開催
【主催】日本学術会議
【企画】課題別委員会「我が国の学術の発展・研究力強化に関する検討委員会」
【開催趣旨】
今世紀に入ってから、日本の学術の国際競争力の後退が顕著に表れている。
特に理学工学系や生命科学分野に代表される自然科学分野においては、基礎
科学だけでなくその応用技術分野においても顕著である。当該分野の出版総論
文数やトップ1%論文数も低迷しており、ほとんどの統計的指標が我が国の学
術・研究力の後退を示している。一方、我が国では1990年代初頭から、国立大
学の大学院重点化や法人化など、教育研究機関の「改革」が次々に実施される
とともに、CSTI創設をはじめとする科学技術の振興に関る政策も大きく変化し
た。これまで科学技術立国を目指すための様々な政策が実施されてきたにもか
かわらず、この凋落傾向は改善されないばかりか、むしろ近年は加速傾向にあ
る。この深刻な学術・研究力の後退の問題について、これまで専門家や批評家、
各省庁や関係機関から様々な解析や要因の指摘がなされてきた。日本学術会議
においては期を超えて長期的に取り組むべき重要課題と考え、その要因を科学
的に解明して将来の発展に繋がる途を探ることを目的として「我が国の学術の
発展・研究力強化に関する検討委員会」を発足させたところである。この委員
会のキックオフ活動として、これまで発出された様々な意見を総括するととも
に、多様な視点から将来の学術の発展に向けた論議を進めるための学術フォー
ラムの開催を企画した。これにより日本学術会議の新たな活動を周知するとと
もに、この重要な問題に関する幅広い議論の活性化を目指している。また、日
本学術会議の会員・連携会員を対象とする意見聴取のためのアンケート調査を
並行して実施する予定であり、これに資する最新情報の共有を図ることも目的
としている。
【次第】
https://www.scj.go.jp/ja/event/2021/315-s-1211.html
【参加費】無料
【申込み】
要・事前申し込み:以下のURLからお申し込みください。
https://form.cao.go.jp/scj/opinion-0110.html
【問い合わせ先】
日本学術会議事務局企画課学術フォーラム担当 電話:03-3403-6295
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【開催案内】公開ワークショップ
「Future Earth 持続可能な社会の創り手を育てる学び~海の学び、ESD/
SDGsの学びを豊かに~」
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【日時】 2021年12月19日(日)13:00~16:00
【開催地】オンライン開催(Zoom)
【主催】日本学術会議フューチャー・アースの推進と連携に関する委員会
持続可能な発展のための教育と人材育成の推進分科会
【後援】地理学連携機構、日本ESD学会、ESD活動支援センター、特定NPO法人
ESD-J、公益財団法人ユネスコ・アジア文化センター
【開催趣旨】
持続可能な世界を目指すフューチャー・アース、SDGs(国連持続可能な開発
目標)、ESD(持続可能な発展のための教育)などの活動が活発化しています
が、それらの推進には学術と社会、それに教育、特に学校教育との連携が重要
です。カリキュラムマネジメントと評価、地域学習の実践、学校と地域の連携
などの議論も深める必要があります。これらについて研究者、現場教員、科学
コミュニケーター等からの報告を参考に、参加者みんなで多角的に考えましょ
う。
【次第】
https://www.scj.go.jp/ja/event/2021/316-s-1219.html
【参加費】無料
【定員】250名
【申込み】
要・事前申し込み。
中学生以上ならどなたでも参加できます。(1)名前、(2) 所属、(3)メール
アドレスを明記し、12月17日までに以下へお申込みください。
【問い合わせ先】
鈴木康弘(日本学術会議連携会員、名古屋大学減災連携研究センター教授)
E-mail: resilience.nagoya@gmail.com
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【開催案内】サイエンスカフェ in 福島「リケ女と科学を語ろう」
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【日時】2021年12月5日(日)14:00~16:00
【開催地】コラッセ福島(福島県福島市三河南町1番20号)
オンライン開催併用
【主催】日本農芸化学会、日本農芸化学会東北支部
【共催】日本学術会議
【開催趣旨】
福島県特産のあんぽ柿(干し柿)は、美味しいことで有名です。あんぽ柿に
はビタミン類が多く含まれることをイメージング質量分析という方法で「目で
見える」ように研究しました。あんぽ柿になることで、ビタミンA1、B1、B6が
どこでどのくらい増えているのかを紹介します。さらに、研究は楽しいという
こともお話したいと思います。
講師:鹿野 仁美(福島大学農学群・食農学類研究員)
山下 まり(日本学術会議連携会員・農芸化学分科会委員、東北大学
教授)
コーディネーター・挨拶:杉森 大助(福島大学共生システム理工学類教授)
平 修(福島大学農学群食農学類教授)
【参加費】500円(参加特典新米1kg)
【定員】50名程度
【申込み】
要・事前申し込み
参加申し込み先: https://nanopaldims.wixsite.com/flyer
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【開催案内】サイエンスカフェ in 東京「お米で糖尿病予防!?」
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【日時】2021年12月18日(土)11:00~12:00
【開催地】オンライン開催(zoom)
【主催】日本農芸化学会、日本学術会議農芸化学分科会
【開催趣旨】
お米はデンプンが主成分ですので,食べると血糖値が上昇します。けれども、
お米の中に含まれるアルブミンという水溶性のタンパク質は、血糖値の上昇を
抑える働きを持っています。そして、蕎麦や小麦アルブミンとも異なるダブル
の効果で、デンプンだけでなく、グルコースを摂取した場合にも、血糖値の上
昇を抑制します。さらに、この米アルブミンは、幅広いpHで高い泡立ち性や乳
化性を示し、また、熱耐性にも優れています。このような食品の加工時に有用
な特性を持ち、かつ、糖尿病の予防効果を持つユニークな機能性タンパク質を
見つけた経緯から、その機能の詳細、作用メカニズムなどについて、ご紹介し
ます。
講師:熊谷 日登美(日本大学生物資源科学部教授・日本学術会議農芸化学
分科会委員長)
司会:若林 素子(日本大学生物資源科学部教授)
【参加費】無料
【定員】50名程度
【申込み】
要・事前申し込み
参加申し込み先: https://forms.gle/LhMCaLqpkhdg51Xt9
(締切:12月15日)
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【開催案内】サイエンスカフェ in 福岡
「乳酸菌が作る抗菌物質・バクテリオシン ~食べるだけではもったいない
乳酸菌の力~」
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【日時】2021年12月25日(土)13:00~14:30
【開催地】福岡市科学館4階交流室1
【主催】日本農芸化学会
【共催】日本学術会議農芸化学分科会
【開催趣旨】
乳酸菌と聞いて、まず思い浮かぶのはヨーグルトや漬け物でしょうか?
乳酸菌は、種々の発酵食品を通じて、私たちの健康によい効果をもたらしま
す。最近では発酵食品以外にも乳酸菌入りと表示された食品を多く見かけます。
多種多様な微生物の中でも、乳酸菌は私たちに最もやさしい有益な微生物と言
えます。
そんな乳酸菌には、私たちの健康を支えてくれる他にも多くの働きがありま
す。その一つが有害な微生物の増殖を抑える働き、抗菌作用です。抗菌作用に
は、乳酸菌が作るバクテリオシンという物質が関わります。バクテリオシンは、
安全な抗菌物質として、食品の保存から飲み込める歯磨き粉まで、広く利用さ
れ始めています。乳酸菌が作るバクテリオシンの働きや利用例を紹介するとと
もに、乳酸菌とバクテリオシンの可能性について考えてみたいと思います。
講師:善藤威史(九州大学大学院農学研究院准教授)
挨拶:本城賢一(九州大学大学院農学研究院准教授、日本農芸化学会広報委
員)
丸山明子(九州大学大学院農学研究院准教授、日本学術会議農芸化学
分科会委員)
【参加費】無料
【定員】20名
【申込み】
要・事前申し込み
参加申し込み先:
https://vgeb.f.msgs.jp/webapp/form/20457_vgeb_519/index.do
(申し込み期間:2021年12月1日(水)お昼12:00~12月23日(水)18:00)
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